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08/28/2013
中止であって失敗じゃない
そりゃあ、打ち上がるとこを見たかったですが・・・。
新型固体燃料ロケット「イプシロン」発射19秒前に自動停止(Yahoo!:毎日)。
→Yahoo!サイエンストピックス:宇宙開発
固体燃料ロケットであります。液体燃料ロケットよりもコストが安い、など有利な点もあるのですが・・・取り扱いなどの面からどっちかと言えば液体燃料ロケットの方が普及?しているような。
日本でも液体燃料ロケットを扱っていたりします。H2Aとかその部類。
これは日本には元々二つの宇宙開発機関がありました。旧宇宙開発事業団(種子島)と旧宇宙開発研究所(内之浦)で・・・これが合併して現在の「JAXA」になってます。しかし種子島の方は「液体燃料」内之浦が「固体燃料」と住み分け?みたいなことになってます。
今回も内之浦から打ち上げ、ということだったのですが・・・。
しかし今回の「目玉」は打ち上げ機構の簡素化にあるようです。様々な「時短」が行われ、さらにはコストカットも。その中の一つが人工知能であります。・・・こう書くとなんかSFちっくでなんかありそうな気もしますが。実際にはコンピュータ技術などの進歩によるもので、色々できるようになった、ということではあります。
そして今回、自動停止。
・・・どこかに不具合があっても無理に打ち上げる、よりは賢明な判断だと思うのですが。失敗してナンボ、とまで言うつもりはありませんが・・・こういう慎重な姿勢の方が好ましいのでは、と。そのまま打ち上げて周囲にも危険が、となる可能性もあったわけです。・・・あそこまで謝る必要もあるんだろうか、とか。
最短で明後日には再び打ち上げか、ということになってます。やはり安全第一で進んでいって欲しいところであります。
01:22 PM | 固定リンク