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08/30/2013

明日は我が身の可能性

今日から「特別警報」の運用が始まります。
特別警報が始まります(気象庁)
「数十年に一度の災害」「ただちに命を守る行動を」と呼びかけることになります。これまでの「警報」は各自治体は警戒を「努力する」といったものでしたが、「特別警戒」となると警戒活動も義務化。・・・しかし一方でどうやって知らせたらいいのか、などの問題も出てきています。

山間部や台風が特によく来る地域などでは各家庭に「防災無線」などが設置されていたりしますが・・・特に「都市部」となると、そういうのはあまりありません。設置費用などの問題もあるのですが・・・「そういうのいらない」という意識もあるんではないか・・・とか。
まあ、「都市部」が発展してきたのはそういった大災害が起きにくいから、というのもあるかと思いますが。
それでもほとんど自治体はスピーカーを常備しています。これで「特別警報が・・・」とやってもいいのですが、今度は密閉性の高いマンションなどではこれが聞こえない、といったことに。

結局は自分の身は自分で守らないといけないわけであります。

「特別警報が運用されることになります」というテレビの報道では大抵「えーそんなの知らない」「もっと的確に運用できないと」みたいなバカな意見を流します。・・・まあ「すでに避難方法を確定してます」みたいな意見は面白みに欠ける?でしょうから流さないのでしょうけど・・・どの局も似たようなスタンス、てのはどうなんだろうか、と。
・・・自分の周囲の情報てのはいくらでも知ることができます。役所のサイトへ行っても最近はハザードマップのようなものが容易に手に入りますし。ネット環境がなくても何かのついでに役所へ行けるようならそこで色々聞いてみてもいいわけです。

テレビの中の災害を「あー、大変そうだなあ」とか見てるだけ・・・てのはいささかのん気である、ということだと思ってるのですが。いつ、目の前のこの穏やかな川が氾濫するか分からない・・・。

12:07 AM | 固定リンク