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08/26/2013

明確なラインを

とは言ってもなかなか線引きも難しそうで。
政府が来年度から中高生の「ネット依存」対策を実施(Yahoo!:読売)。たしかに年々増えていそうな話ではあります。一日数時間もネットしている・・・というのは自分のようにある程度なら時間が自由にできる人間ならともかく(特に深い意味はないんですが)中高生という学生サンだとたしかに・・・ちょっと。学校行ってる時間から考えるとかなりタイトな時間区切りになるわけですし。

ただ、「依存が強くなると、昼夜を問わずに熱中して睡眠障害が起きたり、生活リズムが不規則になって栄養障害が起きたりする」(「」内↑記事より引用)などの弊害、と言われても。例えばゲームにずっぽりのめり込んでしまってもこういう状態になるわけで。それ以上の・・・「病気」としての線引きはできないものかな、と。
・・・なかなか難しい話ではあるのですが。
アルコール依存症とかニコチン依存症、さらには薬物の依存症に対しては色々な施設や機関が救済への道を開いています。病院やNPOなどその幅はかなりありますが、それでも「ゲーム依存を更生する場」というのはなかなか聞きませんし。
専門医が少ない、というのもたしかにあるのですが・・・。

・・・自分としてはそういう「依存症」も良くないと思うのですが、またこれによってヘンな噂が立ったりしないか、とその辺も心配なんですが。ゲームにしてもマンガにしても「接すると害になる」という話は今でも残ってます。その延長線上にネットがあるような気がして。
もちろん実際に「依存症」で苦しんでらっしゃる方やご家族もおいでになるわけです。そういったところに救いの手を、というのはもちろんやるべきだ、とは思うのですが・・・。
・・・何でもない人が「依存症だ」ということになって無理やり時間を浪費、とかそういうことにならないためにもきっちりと科学的な線引きは必要だと思うのですが。

02:05 AM | 固定リンク