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07/05/2013

家でジョンが待ってるんだ

ジョンって誰かって? そりゃうちの愛犬に決まってるじゃないか・・・。
アメリカでは常識? ラーメンの持ち帰り(iza!)・・・まあ、そういうもんかも知れませんが。たしかに日本人から見ればかなり奇異(のびたラーメンにも抵抗ありますし)ですが、あっちから見ればこっちのその方がオカシイ・・・とかそういう事例もありそうなのではありますが。
持ち帰り用の容器や袋を「ドギー」なんとか、と呼ぶと言う話をどっかで聞いたような。つまり家で待ってる犬に持って帰ってあげるんだ、という・・・実際に犬だけにあげてるわけじゃないと思いますが。

かなり前、まだ大食い番組が全盛だった頃。アメリカからそういった「大食い」兄ちゃんを呼んできて日本で勝負、てな番組があったんですが。対決内容は超大盛りラーメン。・・・その兄ちゃん、何を思ったかラーメンのメンに水をかけながら食う、という暴挙に。要するに熱いから、ということのようですが。どうもスパゲッティ対決か何かと思っていたフシもあってさっさと撃沈(彼はラーメン食ったことあったんだろうか?)。そりゃあ・・・こういう対決ですからスープも飲まないといけないのにそんなに水使ってたら・・・。
実際、こういう「感覚の違い」は多いかと。その辺も含めての「日本食の輸出」なんですが・・・多分、当事者だとかなりハードな話もあるかと思われます。

逆に日本で外国の料理を・・・となるとどうなんだろう、と。大抵の場合はその国のやり方に従う向きがあるかと。
でも例えば手づかみで食べるのが当たり前な国、というのもあるわけです(あれは手で思い切り掴んで食ってる、と誤解されてたりしますが・・・実際は人差し指中指薬指の先の方をスプーンのように使ってる場合が多いです)。そこへハシを持ち込む、というのは・・・手づかみに慣れてる人からすればどうなんだろう、と。
・・・そういうとこでは大抵食器がつくようになってますからそうでもないとは思いますが。食習慣というのはある意味人間の中では最も根源的な感覚の一つですから、こっちが何気なく行った行動が実は向こうからしたら「シンジラレナイ!」ものになってる可能性は非常に高かったりします。

そういうとこも全部含めて「輸出」を! ・・・という声もありますが。そんなカタチだけ取り繕ってもなあ、と。所詮は食い物であって、その幸福度は食べる人が決めるもんであって作る側が決めるもんではなかったりしますし。

02:22 AM | 固定リンク