07/19/2013
どこにでもある話なのですが
さびしいなあ・・・。
加賀竿、店頭から消える・・・職人不在で(Yahoo!:北國新聞)。加賀竿に限らず竹などで作るいわゆる「和竿」は姿を消しつつあります。言うまでもなく安価で丈夫で軽い竿の方が選ばれているからでもあるのですが。しかし和竿に使われている技術はやはり職人という人間が継ぐしかなく。しかし需要が激減している昨今、継承していくことはやはり難しいことになっています。
それでも↑記事を読む限りでは加賀竿はまだ恵まれている?方なのかも知れません。金沢職人大学校で専門塾を開いたりしていますし(もっとも今は閉鎖していますが)。・・・伝統工芸は自治体などで保護されているケースも多いのですが、そうでもないものもあったりします。そういう場合、後継者を探すのはさらに困難になります。
・・・しかし最低3年で最低限の竿が作れる、ということであれば・・・シロウト考えではどうにかできそうな気もするんですが・・・やはり難しいのでしょうか。実際、相応の竿を作れる若い職人が仮に出てきた、としても・・・一定の収入を確保できるか、と言えばやはり難しそうではあります。
こういう例は全国にあるわけで。国や自治体も補助金出したりして支援をしているケースも多いのですが・・・やはりそれよりも前に、誰かが手を上げてくれないと意味がないようであります。
11:58 AM | 固定リンク