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06/21/2013

人類が関係するかどうか

は・・・分かりませんが。ちょっと前に10万年後の話をしましたけど、今回のは2億年後・・・。
2億年後に大西洋消滅の可能性(Yahoo!:ナショナルジオグラフィック)。大陸移動とかそういう話であります。
実は地球上の大陸というのは創世期?から全く一緒の場所にあったわけではなく。何度かくっついたり離れたりを繰り返して現在のカタチになっています。

最も有名?なのは南アメリカとアフリカ西部でしょうか。
正に大西洋を挟んだ二つの地域なのですが、ある学者がこれらの地図を切り取ってくっつけてみたらぴったり合った・・・という話があります。・・・実際、言われたようにアタマの中で組み合わせてみると「なるほど」と思わせるような形状。ここから大陸移動説が動き出した・・・とか。
さらに特定の類似した化石(小型恐竜とか植物とか)が両岸で見つかる、とか。色々あったりします。

が・・・二つの大陸が一つに、どころではなく。かつては全てが一つの巨大大陸だった・・・というのが現在では主流だったりします。パンゲアと呼ばれる「超大陸」があってこれが分裂して今のようになった、と。
この動きは地下のマントルと呼ばれる液体状の物質が動くことで表面化します。
地表からすれば地下ですが・・・地球全体からすれば皮一枚、といったところ。しかしこの皮は何枚かが折り重なっていて、絶えず移動しています。そして重なると軽い方が上へ、重い方が下へ沈み込んだりします。あるいは地中へと引きずり込まれていく皮も。・・・今回、そういった沈み込み帯が新たに発見され・・・場所からして大西洋は大陸がくっつくことで消えてしまうのではないか・・・ということのようであります。

・・・こういうのは結構誤解されるんですが・・・。
地表や地下の動き、というのは大きくて年に数センチ、大抵は数ミリ以下とかそんなもんだったりします。だから、一晩で大陸同士がくっついちゃった、なんてことはありません。
それこそこれから何億年かかけて大西洋を狭めていく、ということになるわけです・・・。

03:06 AM | 固定リンク