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06/18/2013
売れるものは
どんどん売った方がいい、と思いますが。
「軽自動車」の海外展開計る・・・「ガラ軽」からの脱出?(Yahoo!:毎日) ・・・「ガラ軽」てのもどうかな、と思いますが・・・何でもかんでも「ガラパゴス」付けりゃいいってもんでもないような。逆に言えば「ガラパゴス」は広さの決まっている諸島内で進化したから他にはない特徴が満載の生き物ばっかなわけで。その「特徴」を利点としよう、ということならなんだかここまでのマイナスイメージ?はないのでは・・・とか。
「軽自動車」というのは日本独自・・・の規格ではあります。簡単に言えばクルマの排気量は660cc以下。当然小型車が多くなりますが、実際日本の道路のほとんどは狭い道が多いので・・・ある意味では国土に合っている「大衆車」と言えるかも知れません。
さらに税制面や待遇面でも優遇されています。これはクルマ会社が自社のクルマの売るための戦略の一つだ、ともされてますがビールに対しての発泡酒みたいなもんで(こっちは優遇ありませんが)普及させよう、安く取り回せるようにしよう・・・という様々な行動の結果という言い方もできるかと。
そもそもは某スバルの360が最初かと。これは当時でも珍しかった2サイクルエンジンを積んだクルマでした。当時2サイクルのエンジン積んだバイクはすでにありましたが、エンジン内にカーボンが付着するためしばらく走ると分解整備が必要だったそうで。
・・・まさかクルマで、しかも「大衆車」を目指すクルマでいちいちそんなことしてられません。で、研究チームは試行錯誤の結果「分解整備不要な2サイクルエンジン車」を開発した、という・・・。
その後このカテゴリは増量?され現在の660ccに。しかし海外ではこれで足りない、ということになってるようであります。
しかもアメリカのクルマ会社辺りはあまり良くは思ってないわけです・・・軽自動車。この日本独自の規格があるため自分とこのクルマが売れない、ということになってるようで。
あのTPP交渉でも議題にのぼるかと思われます。関税撤廃、ということは同じ土俵に立つ、ということになり・・・「軽」の規格そのものも危ういのではないか、と。・・・そういうとこは日本の外交力の見せ所ではないか、と思うのですが・・・さて、どうなりますやら・・・?
でも環太平洋以外でも売りたいわけです。・・・そうなると・・・価格ですか・・・ネックは。
「いいモノは高いんだ」というわけにもいかず。各国には各国の内情と事情があります。そういったところも加味しないといけないわけで。地元企業との合弁会社で現地生産、というのは一つの手なんですがなかなかカンタンにはいかないようではあります。
それでも売れるもんならどんどん売り込んでいったらいい、と思うのですが・・・さて。
04:04 AM | 固定リンク