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05/12/2013

やって欲しいのだけど

火星への「片道切符」応募7万8千人(CNN)。定員は4人、出発は2023年までに。非営利団体だからでしょうか、費用は必要ないようですが、手数料が38ドル・・・大丈夫かいな。
「片道」なのは「移住」を目的としているから、とのことで。しかし移住費用に60億ドルは必要なんだそうですが・・・非営利団体でどうやってこれを捻出するのだろう、と。
・・・何よりどうやって火星まで行くのだろう、と。場合によっては10年後に宇宙機を打ち上げ・・・というわけにはいきますまい。辿り着くまで数年かかる可能性だってあります。

一応・・・というとヘンですが。アメリカのNASAが火星への有人飛行を計画しています。
ただ、NASAは今までの大国の力を存分に使った方法ではなく。最近はアメリカも何かと不景気なのです・・・国際宇宙ステーション関係や衛星打ち上げなどの軌道上ミッションは民間に委託する方向で。その代わり相当に金のかかる火星開発などは集中してうちでやりましょう、と。
まあ、その分外宇宙へは到達しやすくなる・・・という見方もありますが、どっちにしても地上から打ち上げてる分にはあんまし変わらんのではないか、とかそういう見方もできます。

国際宇宙ステーションで資機材を組み合わせて火星行きの宇宙機を組み立てる。
・・・とかそういうことができるようになればまた話は違ってくるのでしょうけど。人間四人乗っけて地上から火星まで。・・・一体どれくらいの呼吸気と水と食料と・・・先に打ち上げておいて後から回収する?とか?
夢があるのはいいのですけれど、実際にどうなんだろう、とかなり疑問ではあります。非営利ということで儲けはない、ということなのでしょうけど・・・夢に申し込んだ、ということになるんでしょうか。

・・・とかこんなこと書いて10年後にきっちり火星に着いちまったらどうしよう、とかそんな想像もしてるんですが。いや、できるもんならやって欲しいなあ、という思い?はあるんです、こんな自分にも。

02:03 AM | 固定リンク