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05/07/2013
北米のカムルチー
アメリカ・ニューヨークのセントラルパークにカムルチー?(CNN) 「カムルチー」とはライギョの一種で、日本にもいる大型魚であります。本来は中国などに生息しているのですが、日本には食糧確保から人為的に持ち込まれた・・・とされています(未確認ながら亜種が北海道には生息していた?)。
→ライギョ(Wikipedia)
最大の特徴は「空気呼吸」ができます。ただし、そっちだけでも生きていけるというわけではなくあくまで補助的な呼吸、ということになります。それでも水中にあんまし酸素がないような状態でも生きていける、ということになるので有利な場合も多くなります。
・・・日本各地に放されていて、色んなものを食べるので(かの釣りキチ三平に寝ている人の指に噛み付く話が)外来種として要注意、ということになってます。
しかし日本の場合、ブラックバスやブルーギルには負けてしまう・・・遊泳性の低さとかでしょうか・・・とのことであんまり生息域は拡大してない、という話もあります。
↑記事では「グロテスク」という表現がされてますが。
英名は「スネークヘッド(snakehead)」で「ヘビのアタマ」ということで・・・実際、アタマはどことなくヘビに似ています。胴体はずんぐりと長くて背びれと尻びれは長い。この「スネークヘッド」はかなり多彩な種類がいる魚でもあります。観賞魚として好む人も多く(性格荒いんで単独がベスト)かなりの数、飼われています。
カムルチーは色彩的にはあまり好まれなさそうですが、もっとキレイなのもいたりしますし。
それでもカムルチーならメータークラスはいくわけで。やっぱり誰かが飼育しきれなくなってセントラルパークに放した、ということなんでしょうか・・・? こういうのはどこの国でもある問題のようであります。
12:11 PM | 固定リンク