« やって欲しいのだけど | トップページ | むしをたべる »
05/13/2013
燃やしてしまう?
変われば変わるものであります。
イタリア・ローマで土葬ではなく火葬が急増中(iza!)。ローマと言えばカトリックの総本山・バチカンを抱えるいわば「お膝元」であります。
・・・キリスト教では火葬よりも土葬、ということになってます。これはいわゆる「最後の審判」の時に甦るための「器」として肉体を残しておく、という考えがあるからであります。・・・エジプトのミイラも同じような発想ではあるような。いやしかしエジプトの方がさらに念入り?なのかも知れませんが。
そのキリスト教でも火葬が急増、ということで。もちろん今では火葬を禁止する、とかそういうこともないそうですし。日本の場合、キリスト教徒でも火葬、というのは普通になってます。
当たり前ですが火葬の方が小さく済みます。棺おけ一つ分のスペースと、骨壷一つ分。まあ、そこまで割り切っての「火葬急増中」ではないと思うのですが、こういうのも時代の流れ、と言ってもいい・・・のかも知れません。
実は土葬の場合、病気などの衛生面でも問題視されることがあります。
キリスト教は土葬中心ですが、イスラム教も土葬です(目的はほぼ同じ)。しかし日本では今は土葬はほとんど行われず・・・そのためトラブルになった例もあるとか。そういった意味からも火葬、ということなのかも知れないのですが。
それでも教義に抵抗してでも火葬、というのはやはりお墓の大きさだとか費用とかそういう現実的?な問題があるから、というのもなんだかなあ、と思ってしまうのですが。
02:05 AM | 固定リンク