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03/16/2013
揚げない揚げ物
油を使わずに揚げ物ができる「ノンフライヤー」を実証(Yahoo!:@DIME)。むしろ「ノンフライヤーで揚げ物以上のことができるか」検証になってるような気もしますが。冷凍物のエビをそのままフライに・・・てのは普通に油を使った揚げ物でもよくやることなんかなあ、とか。冷凍ピザの温めとなると・・・まあ、でも色々できた方が便利は便利であります。でも結構かさばるようで、その辺がどうにかできたら家庭用パン焼き器みたいに普及していくかも知れません。
「揚げ物」とは高温調理のことであります。水は基本的に100℃以上にはならず、それ以上加熱するのならオーブンのように多方面から熱した金属や石で加熱を続けるしかなかったわけです。
しかし沸点のより高い油を使えば容易に高温を得ることができます。オーブン系はどうしても下準備が必要になりますが・・・油なら熱するだけでOKであります(安全性に問題はありますけども)。・・・後片付けが面倒なのはどっちも同じようなもんかも知れませんが・・・。
個人的見解なんですが、揚げ物てのは最も後にできた調理法ではないかとと思ってます。
「焼く」というのは人類が火を手に入れた辺りから可能なわけです。「煮る」もそれなりの鍋のようなものがあればできますし・・・ちょっと高度になれば「蒸す」こともできます。「炒める」も火と鍋があれば可能。しかし「揚げる」は大量の食用油が必要になるわけです。
日本だと江戸中期くらいに「てんぷら」が食べられるようになりました。しかも屋台で手軽に。これは当時の国民の生活レベルが上がった、というのもありますけど灯火用ではない食用の油がたくさん、安価に出回り始めたことを意味します。・・・しかし「てんぷら」の技法はポルトガルから伝えられた、とされてます。その頃日本は戦国末期。・・・西洋ではもうちっと早く「揚げる」が身近になったのかも知れません。いや、中国辺りだとすでに普通の調理法として認識されて・・・いたのかどうか。その辺は定かじゃありませんが、いずれにしても中世以降とかそんなもんじゃないのかな・・・とこれは個人的考えではあるのですが。
しかし個人的に・・・と言うより自分は揚げ物結構やります。理由はやりやすいからだったりします。・・・そりゃあ油が飛び散りますし後片付けも面倒。でも一時安い鶏ムネ肉ばかり食べていた頃があって。実は鶏ムネ肉って揚げるのが一番楽だったりします。下味つけて片栗粉まぶして油へ。「煮る」「焼く」はすぐに硬くなってしまいますし。
そこら辺から他の魚とかへバリエーション?も増えていったりしたんですが・・・最近は年なんですかね、揚げ物を食べると翌日がツライ時があったりして。そうなるとやっぱり↑油を使わない揚げ物、てのは・・・いいのかも知れません?
02:05 AM | 固定リンク