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03/09/2013
とくべつけいほう
気象庁が甚大な被害が出る、と予想される際に「特別警報」発表へ(Yahoo!:朝日新聞デジタル)。まだ閣議決定の段階ではありますが・・・秋までには実際に運用される、ということであります。
・・・あんまり運用して欲しくはないですが・・・いや、制度が、というのではなく。そういうのを運用しないといけないくらいの災害は起きて欲しくない、ということであります・・・。
現行では「注意報」「警報」となってます。
注意報は「災害の恐れがある時」、警報は「重大な災害の恐れがある時」に出てました。特別警報はその上「重大な災害の恐れが著しく大きい時」に出す、とのことで。しかも「注意報」「警報」は気象庁から発表されていても自治体の住民への周知は「努力義務」だったため、例えば夜間にサイレンと共に「警報」を出す・・・というのははばかられていた経緯があります。
しかし「特別警報」は「義務」となってますので、もし発表されたら夜間でも即座に自治体は周知させないといけなくなっています。それほどまでに甚大な被害が予想される時に発表されるわけであります。
この間「津波警報」を変更(Yahoo!:RBBToday)した気象庁ですが。
それでも遅いことはない、と思います(これまでが悠然としすぎてた、とも言いませんが)。ただ・・・やはり年月が経ってしまうとこういう危機感も薄れてしまうのかな・・・とか。三陸には過去からの言い伝えも相当数残っていた、と聞きます。それによって助かった命もたくさんあったのですが、多数の命も失いました。
この「特別警報」が年月によって役目が薄れてしまわないように、願うばかりだったりします。
02:03 AM | 固定リンク