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03/21/2013
だらっと近況報告 3/21
今日は前々から行っておきたかった「3月の不忍池」に行ったのですが。
もう今から何年・・・十何年・・・何十年前か、中学生の頃に時々行っていたものでした。目的はカモの写真。上野動物園に入園してから不忍池に行くとそれはそれは大量のカモ、オナガガモからキンクロハジロ、ホシハジロに会えたものでありました。一度だけクビワキンクロという珍種に会ったこともあります。
大分変わってしまったでしょうけど、まあ、それでも水鳥はそうは変わらんだろ、ということで行ってみたのですが・・・。
なんじゃこりゃ。
上野動物園のある上野公園は今日、早咲きの桜のためかなりの賑わい。昔々の記憶を掘り起こすと桜の前だったのでここまで人はいなかったよなあ、とか。まあ、それでもこっちはカモさえ見れればいいや、と桜の下へ。
・・・そうだ、上野と言えば五條天神でした。そこで狛犬様にも会ってみました。
左が本殿前の「阿」りりしいお姿であります。右は鳥居前の「阿」で・・・かわいらしいお姿。
さて・・・本題の前に。一度不忍池を動物園とは違う方から見てみよう・・・と弁天様の方から先に行ってみると。
・・・やっぱり激しいな、人出。屋台なんかも出ていて完全にお祭り騒ぎ。ではカモは、というと・・・
なんでこんなにユリカモメがおんねん・・・。
キンクロハジロとハシビロガモをそれぞれ1ペアだけ発見しましたが、ほとんどがカモメ。いや、こんなにカモメがおったかなあ・・・。
なんかイヤな予感がしてたんですが、動物園側からなら違うかな、と入園。やっぱ人多い。
こう言っちゃなんですが目的が違うのでパンダも何もかもスルーして西園へ。途中で香港の人らしい親子連れに写真を頼まれたりしながらスロープを下る・・・と、そこへ不忍池が。
第一印象:こんなにスペース広かったっけ。
なんかハスが岸に近づきすぎてるような? ・・・何のことはない、池にせり出すようにスペース増やしてたわけです。結果(かどうかは分かりませんが)カモが自由に泳ぎまわれるある程度水深のあるエリアがせまくなり・・・
初めてでしたがオオバンがすぐ近くにいたりして。この鳥は画像にも写ってますが水かきではなく弁足という不完全な水かき?を持ってます。そのため泳ぎは得意ではありませんが・・・こんな風に色々浮いてるところには適してます。
そして本命のカモはキンクロハジロとホシハジロが数羽、といったところ。・・・時期が遅かったのかなあ、もうちっと早い方が良かったのかも知れません。
しかしこれで帰るのはなんかシャク?なので
ハシビロコウの後姿。この鳥は少し前に有名になりましたが、なぜかここでも幼稚園児っぽい集団にバカ受けしてました。
さらに
カンムリサケビドリ
インカアジサシ、と。いつもは望遠可のコンデジ使ってるんですが、今回は一眼のズーム使ってます。・・・オートフォーカスで撮ってたんですが・・・手前の金網にピントが合うのでジージーうるさいし集中できない。そこでこの辺はマニュアルフォーカスで撮ってます。
こんなのもいました。
白いアルビノのカラス
これも某所で人気らしいヘビクイワシ。サービス精神旺盛?なやつで自分の前に人が集まってくると羽を広げてみたり歩き回ってみたり。エサくれると思っただけか、ただの威嚇のつもりなのかは分かりませんが。
・・・なんかこんなもんかなあ、とか思ったりして。人が多いせいもあってなんかもういいかなあ、と。来年は2月くらいに来てみようかな、と。
そこで来る時にここ上野の東京国立博物館(前に狩野探幽の月見布袋図を見たとこ)で円空展やってる、とあったのでそっちをのぞいてみようかな、と。さすがにここは暑くなってきたので空調も効いてるとこでじっくり円空を・・・。
そんな甘いわけはなく。かなりの人だかりの上になんか・・・中が暑い。しかも狭い。そんなに大量に展示できるもんではないのは分かってましたが・・・それにしても。
しかし本物の両面スクナとか・・・一本の大木に彫りこんだ仏とか。正直な感想は「コレ、本当に人間が造ったもんなんかいな」、と。裏面に墨で色々書いてあったり、意外と厚みのない(中には一本の木から仏と脇侍二体を彫りだしたりして)仏だったりと・・・なんだか想像を超えている、と言うか何と言うか。
それでも暑すぎて暑すぎて。一通り見て・・・それで上野を後にしたのでした。
11:38 PM | 固定リンク