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02/23/2013

シーフード詐欺

米国で「シーフード詐欺」が横行、特にすし店で不正表示が(Yahoo!:AFP=時事)。「詐欺」と言っても海産物をネタに架空の儲け話を・・・というものではなく。産地偽装やラベルの不正表示などの話であります。
場合によっては半分以上、いや、それ以上に不正があった、という・・・。
日本人とアメリカ人では(住んでる地域にもよりますが)「海産物」に対する認識が若干違うことがあるので、こういう「詐欺」が横行してるのかも知れませんが・・・。

そういう日本でも起きてましたが・・・ラベル偽装。
実際、切り身になってしまえばそうそう分かるもんではありません。丸のまま一尾出てきたら分かる、というのはどこの国でもそういうもんかと。
・・・↑記事でハタと偽られてた「カイヤン」は熱帯魚屋でも見ることができます。大抵は数センチ程度の幼魚で、目が横に張った遊泳性の高いナマズであります。・・・見た目かわいらしいし安価なので買っていく人も多いらしいのですが・・・一年で数十センチほどにも成長する上に水槽はできれば円形のもの、それも大型の方がよくなります。なぜかと言うと水槽の壁面にがんがんぶち当たって鼻先にケガしまくるからです。しかも大きくなると結構ゴツくなりますし・・・。
でもたしかに身は白いんだろうな、と。切り身で出されたら海洋性のハタと淡水性のカイヤンでもシロウトなら区別はそうそうつかないでしょう・・・。
・・・ティラピアをフエダイ。・・・この辺になると・・・どうなんでしょう、外見も似てるのですが味は・・・? 実はティラピアは「カワスズメ」の名で日本でも流通させようとしていたことがあったりします。ほとんど頓挫したようなもんなんですが、場所によっては今でも川で平然と泳いでたりします。頑強な性質で水質汚染にも強い、ということでの導入だったのですが。

・・・それでもニセモノはいかんですなあ・・・。
そういう「詐欺」を見張れるような組織や団体、アメリカもあるはずなんですが・・・そういったところは機能していないのかそれとも何か事情があるんでしょうか・・・? 衛生管理の方面からでもそういったことへメスを入れることは可能だと思うのですが。・・・いや、日本でもなかなか摘発が難しそうな案件ではありますが。

02:04 AM | 固定リンク