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02/22/2013

新たな与党つぶし?

国民新党の自見参議院議員、自民党へ復党要請(Yahoo!:時事)。これ、自民党が受ければ「節操ない」と批判を受けるし、受けなければ「人情がない」と批判されるわけで・・・なんだか新たな与党つぶしみたいにも見えるんですが。
しかしそれとは別になりふり構ってねえなあ、そんなに強い党に擦り寄りたいのか、と国民からは白い目で見られると思うのですが・・・その辺は大丈夫なんですかね、最近はそういうことにも厳しいと思うのですが。

2007年に参院選比例代表で国民新党から当選しているため、今仮に復党できても議員の資格は失います。しかし今後与党のバックアップが確保できれば次の参院選では・・・と。

しかも自見氏は国民新党の現代表であります。
前の代表はあの亀井静香氏(ちなみにこの人は自分の中では大キライな政治家トップ2のうちの一人だったりします)。しかし政策論争の過程で決別。自見氏が国民新党に残って代表になった、というてん末があります。
論争の中身は民主党に付くかどうか、というもので・・・つまりは民主党に付く方を選んだのが自見氏。
・・・それが今度は自民党かい、と。
もし復党するのなら国民新党は解党する必要があります。しかしそれをも辞さない様子。二人の国会議員が所属してますが・・・彼らはまだ態度を決めていません。

・・・なんかこの辺でこういう流れを断ち切れないもんか、と思うのですが。仮に復党できて、そうなると次の参院選では当選しそうな感触ではあります(少し違った結末を迎えるような気もしているのですが)。そういう「選挙のための政治家」というのは・・・最近の世論ではないような気がするのですが。
明らかに「不義理」かましてても地盤で当選できる。そういうのをある程度でも(全部は無理でしょ)ナシにできないかなあ・・・とは思うのですが。裏とか闇に葬ったって当選しちまえば結局は太陽の下に出てこないといけないのですから・・・どうにかできないのかなあ、と。

01:08 AM | 固定リンク