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02/28/2013

なぜにカップル

2018年に米国人男女二人を火星近くの軌道へ(iza!)。まだ構想段階のようですが・・・あと5年、というところであります。
「火星着陸」ではなく「火星付近の軌道を飛行」というのは、今現在火星に着陸するとなるとさらなる技術的困難が待ち受けているからでしょうし・・・乗員二人、というのもコストその他の面からそうなってのではないか、と思われます。

火星への有人飛行はNASAがやはり「構想」として2030年代での実現を目指しています。
人間が宇宙機に乗って地球と往還する、というのは実はかなりな技術を要します。人間が乗る・乗らないだけで機体の構造から何から大きく変わってしまいます。・・・当たり前ですが乗らない方が機体を小さくできます。人間が一日に必要とする呼吸気・水はもちろん生活用の道具すべて。それらを全部まとめて宇宙に持っていかないといけません。

さらに火星行き、二年弱も地球外、となると。
例えば初期の地球軌道打ち上げの宇宙機なんてのは人間が座るだけのスペースしかありませんでした。これは何日も何日も軌道上に滞在しているわけではなかったせいでもありますが・・・どんどん人間が軌道上へ出て行くようになるとそういうわけにもいかず。どんどん機体は大きくなっていったわけです。
国際宇宙ステーションはその流れの一つでもあります。
これまで移動手段でしかなかった軌道上の物体に本格的な「居住性」を与えたわけです。

火星への飛行はまたちょっと違った方向性が必要ともなりますが・・・それでもやはり大容量?のスペースは必要となるでしょうし新しい技術も必要となるのでは・・・と。
ただ・・・別にカップルにする必要あるんだろうか、とか。話題づくりなのかそれとも何か他に・・・?
いずれにせよ実現できるのなら相当なハナシなのですが。現行ではどうなんだろう、でも延期でもいいから実現はして欲しいなあ、とか思ってしまうのですが。

02:25 PM | 固定リンク