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02/14/2013

少しずつ

やっていくしかない、のではあるのですけれど。
道交法改正試案・悪質自転車運転者に講習義務付け、路側帯左側通行(Yahoo!:毎日)。まだこんな程度か、という観もありますが・・・全然前進しないよりはマシ、というものかも知れません。実際、今まで数十年も放置してきた問題なわけですし・・・少しずつ、少しずつ進めていかないといけないものではあります。
・・・提言段階では義務化は見送られていた、という話ですんで、その辺で危機感みたいなのが醸成されつつある・・・とかそんなとこなのかも知れませんけども。

路側帯、というのは明確に「歩道」というくくりのない道路で・・・当たり前ですがかなり狭い道路ではあります。場所によっては自動車一台分しか幅がないのにクルマもヒトも何もかも双方通行可、というところもあったりして(そういうとこは大抵交通量がそれほど多くはないですが)。・・・前に住んでたところはそういう道ばっかだったので時々ひやりとしたこともありましたが。そんな道を爆走するバカ自動車、なんてのに会ったことありますし。

今住んでるとこでは、ちょっと前まではそういう細い道でもガードレールみたいなのがあったんですが・・・。
なぜかそれらを全撤去。代わり?に色分けして白線引き直してます。グリーンの部分が「歩行者用」ということなんでしょうか・・・たしかにこっちでも場所によってはかなり狭い道路なので(やはりクルマがすれ違えない)こうすることによって通り抜けは楽になったと思われます。・・・もちろん歩行者の安全、という意味ではやや危険度?が上がったのかも知れませんが。

ちょっと驚いたのがそういう「路側帯」の道交法上での規定がない、ということで・・・自転車は左側通行、と決まってるのなら路側帯だろうが何だろうが左側を走らなくてはならないもんだ、と思っていたのですが。
まあ、そこを規定することで危険を回避できるのなら・・・と。いや、他にもこういう「未知の領域」があるのかも知れません。そういうとこも全部改正していかないと事故がなくなるとは思えません。
・・・悪質な違反者への講習義務付け。
行かなかった場合の罰金額にもよるのかも知れませんが・・・ほとんどは無視決め込むかと。場合によっちゃさらに上、刑事罰の導入とか厳罰化へ傾く可能性もあります。まずは「自転車は凶器になる」ということへの理解と「道路はお前だけのものじゃない」という認識の浸透が必要なのでしょうけど・・・こんな当たり前のことすら分からない・自分が楽できればそれでいい・という人が相当数存在している、というのが一番の問題なのかも知れません。

04:17 PM | 固定リンク