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12/09/2012

犯人は・・・

今月末に開催される冬コミ(コミックマーケット83)なのですが・・・「黒子のバスケ」関連は出展自粛ということに。これは東京ビッグサイトの「黒子のバスケ」を扱うなら来夏以降場所を貸さない可能性もある(ネタりか)という「要請」を受けてのことだそうで。さらには警察からも「自粛してくれ」要請があり・・・準備会としては苦渋の選択をした、とのことであります。
・・・こういう要求には屈しない、ということでギリギリまで折衝を重ねていたようですが。3週間前というこの時期になってのこの顛末。やはり混乱はありそうであります。

ちょっと前から「脅迫」があった、という話は出ていたのですが。
例えば掲載雑誌関連のイベント自粛とか。作者の母校にまでそういった「脅迫」が・・・とか。
人気クリエイターとなるとこういったことはある、という声もありましたがさすがにここまではやりすぎなわけで。当人だけではなく周囲にまで影響を与える、というのは傍から見ているよりも相当に心の負担となるものであります。
・・・しかしなぜここまで執拗なのか、というのは・・・犯人に聞くしかないわけです。現行ではどのくらい捜査が進んでいるか、犯人のめぼしはついているのか、などそういったことも分かりません。
早く、一刻も早く犯人を特定して無用な心配のない創作活動を続けて頂きたいところなのですが。

一方で。懸念されるのは「模倣犯」であります。
コミケ一部自粛、という今回の措置、どうしても「アレ気に食わないから」という単純な理由だけでまた同じような事態が起きる可能性は非常に高いかと思われます。・・・しかしいかなる脅迫も跳ね除ける、ということで実際に何かあってしまったら。そういうところから今回の自粛というのもやむをえない、という考え方ももちろん正しいかと思われるのですが・・・。

たしかに卑怯だな、と。創作物が気に食わない、というのなら目にしなければいい。あるいはそれを超えるモノを自分で生み出したらいい。まっとうでなはない方法しかとれない犯人が今回の顛末をニヤニヤしながら見ている、というのは・・・さすがに、ちょっと。どうにかできないものか、とは思うのですが。

02:40 AM | 固定リンク