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12/11/2012
最近はまだマシ
かも知れませんが。
批判殺到でコメント欄炎上も・・・映画の日本語吹き替え版(Yahoo!:シネマトゥデイ) 記事では「アヴェンジャーズ」というアメコミ原作の映画を取り上げてます。
この映画はアメコミでは知名度の高いキャラクター達が一堂に会する、というもので。それぞれが主役級、映画など映像化作品もあります。そのためファンにとってはそれぞれに「吹き替え専門」の声優さんがいるわけですが・・・どうもそれが大幅に変更されてしまってたようで。しかも明らかに人気取り、と言うか名のある俳優や芸人をずらり、と。
・・・こういうのは某アニメ映画でもよくあるのですが。シロウトの俳優や芸能人を話題づくりのために声優として起用する、と。実際は「声優」と「俳優」というのは基本理念?は一緒なのでしょうけど技術が違うようで(外科と内科の違いみたいなもん?)・・・結構な大御所が明らかにヘタクソ、とかそういうことも多々。
某公共放送でミステリアニメに出た時代劇の超有名俳優さんとか。某特撮番組のダイコンの群れとか(このシリーズはその後正統?な声優さんを起用するようになりましたが)。正に聞くに堪えないような状態だったりしました。某有名アニメ映画に至っては作品の中で技術がアップしていく様が観察できるのもありますし。・・・そういうのはできれば採用する前にやって欲しかった・・・。
それでも最近はまだマシなんではないか、と。恐らく声優のレッスンとかきちんと受けるようになったんでは・・・と個人的には思ってます。
それでも↑こういう事態もまだあるわけで。長い間その俳優さん、あるいは役の声をアテてきた声優さんがいるのならその人に任せてしまえばいい、と単純にそう思うのですが何か事情があったりしますし。
でも思い入れがある観客が多数、というのならそっちの方がベストであります。
一番いけないのは「テコ入れで人気俳優を・・・」とかそういうのではないか、と。そんなんテコ入れでもなんでもなく。純粋に作品を楽しみたい、と思ってる人たちや製作に携わった人たちに対して失礼ではないか、と思うのですが・・・色々事情もある世界ではありますし、カンタンにはいかないもんなのかも知れません。
11:32 AM | 固定リンク