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12/03/2012
そんじゃマッチョばかり来る
今ひとつ頼りない新人警官たち・・・大阪府警の「新方式」は鍛え直せるか(iza!)。これまでの筆記試験を大幅に減らし、体力重視の「体育会系」新人を多くとる方向へ・・・ということなんですが。でもそれじゃホントに体力しかない人しか来ないんじゃ・・・それともそこまで切実な問題になってきてる、ということなんでしょうか。
↑記事で「おや?」と思ったのは実はそっちではなく。各都道府県によって採用試験が違うもんなんだな、と。
「求む警察官」という張り紙やネットの広告なんかもあったりしますが。いわゆるキャリアとノンキャリで採用元が違う・・・というか公務員てのは大きく分けて「国が採用する」と「都道府県が採用する」の二つがありますから、警察官もそうなっている、ということだと思われます。
しかしここまで違うもんなにかな、と。たしかに採用するのは各都道府県ですから、それぞれに見合った方式でやるのが一番なわけですが。
その中で大阪府警が・・・という話であります。
・・・新人警官が頼りないのは今に始まったわけでもなく。それを鍛え直していくもんなんだろう・・・とは思うのですが、そこまで簡単なものじゃないようではあります。たしかに警察学校とか自衛隊関係の学校(他にも競艇とか競馬とか)てのはかなり厳しいもんだ、というのは聞いたことがあります。・・・でもそれでもなんとか残らせる方向へ持っていく、というのはできんもんなのかなあ・・・。
いや、「頼りないから体育会系をとる」という失礼ですがいかにも安直なやり方が、なんか気になるわけで。そういう風に定着してしまったら、なるほど新人でも頼りがいのある警官が増えるかも知れません。でも今度はいわゆる理系とか頭の使い方が上手な学生とか、そういうのは入りにくくなってしまうわけです。
それでもいいんだ、とそういうことなのかも知れませんが・・・現場てのは様々な事象が起こりうるわけです。その対処法も様々になってくるんですが、それが一本化と言うか平坦化してしまう、というのは・・・どうかな、と。バランスとかそういうのはどうなんだろう、と。
特に場合によっては危険な状態にもなり得る職種であります。それも自分だけではなく周囲も。だったら様々な「芽」を残しておいた方がいいんじゃ・・・とか。
まあ、警察とか公務員とは無関係な自分ですからあまり大きなことは言えんのですが・・・なんかそういうのが気になってしまった次第ではあります。
02:04 AM | 固定リンク