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11/10/2012

意外に大丈夫かも

知れんのですが、さて?
鳥羽水族館の「ダイオウグソクムシ」3年11ヶ月絶食中(Yahoo!:みんなの経済新聞ネットワーク)・・・リンク先には「ムシ」の画像があるので、苦手な方はご注意を。
グソクムシというのは「でっかいダンゴムシ」・・・というより「でっかいワラジムシ」かも知れません。ワラジムシというのはダンゴムシと一緒にいることも多いのですが、丸くなることができません。草鞋のような形をしているから「ワラジムシ」なのですが、「グソクムシ」もこれ繋がりなのかも知れません・・・「具足むし」と書くのかも。具足とは日本の甲冑の足に着けるいわゆる「レッグガード」なのですが。↑画像のグソクムシとはあまり似た形をしていません。「でかいワラジ」ということでグソクなのかな・・・とか?

グソクムシは深海に住む生き物であります。
光すら届かない暗黒の世界。そのため光合成のできる植物がいません(光合成しない植物はいそうですが)。そのため極端にエサが少なく・・・そのためこれだけ長く絶食していても大丈夫なのかも・・・と思うのですが。
グソクムシに限らず深海の生物は「上」から落ちてきたモノを食べたりします。
マリンスノーと呼ばれる微細なものもあるのですが、場合によってはクジラ丸ごと一頭落ちてきたりするそうで。そこで特殊な生態系・・・鯨骨生物群集(Wikipedia)を形成したりします。いや、ダイオウグソクムシそのものとは関係ない、らしいのですが・・・深海というやはり特殊な条件下ではちょっと想像しにくい事態となっている、ということでもあります。

だから地上のヒトの常識に全部当てはまるか、と言えばそれはどうなんだろう、とか思ってしまうわけです。
・・・でも絶食続けて結局力尽きた、なんてのもイヤではあるのですが。

02:06 AM | 固定リンク

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