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11/04/2012

イヌが役に立つ

縄文時代早期にイヌを埋葬・・・国内最古(Yahoo!:JIJI)。「埋葬した」ということが分かっているということですから通常的に食材だった、とかそういうわけではなく・・・何らかの役に立っていた、ということになります。
それもかなり深い仲?でないと埋葬なんかしないわけで。その辺、どんな間柄だったんでしょうか・・・。

イヌはヒトとの繋がりが最も深い動物の一つであります。
恐らくは狩猟採取が主だった時代に一種の猟犬のような存在だったのか、あるいは番犬的な意味合いが強かったのか。現在は正しくコンパニオンアニマルとなってますが(一部では違いますが)何かしらの「役」に立ってないと繋がりが深まることはなかったのではないか、と。
ネコの場合は農耕が始まってネズミの害が出るようになった際に役立ち始めた・・・という説があります。ニワトリやウシ・ヒツジなどは言うに及ばず。何らかのカタチで役に立っていた、と考えられるわけです。

そしてもう一つ。イヌという動物はどっから来たのか、という疑問も。
オオカミやリカオンなどのような野生の動物を飼いならした、ということになってますが・・・世界で同時進行的に飼いならしが行われていたのか、それとも一部の地域で成功した「飼いならしたイヌの祖先」が広まっていったのか。・・・実は「イヌ」というのはほとんどがほぼ一つの種、と言われています。カタチは様々に変わっても大元は一つではないか・・・と。そうだとしたらどこから来てヒトに関わるようになったのでしょう・・・?

日本の縄文期のイヌ。土着だったのかそれとも・・・。実は結構ナゾの多い生き物だったりします。

02:08 AM | 固定リンク

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