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11/07/2012

二つほど 11/7

国内外で二つほど。

一つ目。アメリカ大統領選。オバマ氏再選。
2012アメリカ大統領選挙(Yahoo!海外トピックス)
ついさっきまでテレビで「勝利宣言」が流れてたりしましたが。・・・四年前に当選したオバマ現大統領ですが。あの時もかなりな熱狂ぶりではありました。今回も「勝利」ということでやはり熱狂が続いてるようですが(シカゴは夜中らしいのですが)・・・今回は対立候補のロムニー氏とかなりの接戦だったりしましたし。今後どうなるかはちょっと不透明なような。
アメリカの大統領選はちょっと独特?で「間接選挙」と呼ばれてます。
まず「予備選挙」ここで各党(共和党と民主党の二大政党のみクローズアップされますが)から「大統領候補」を選びます。そして立候補した候補者は選挙運動を繰り広げますが、国民は直接候補者を選ぶわけではありません。あらかじめ選出してあった「選挙人」を選ぶことになります。
「選挙人」はどの候補に投票するか決めてあって、その選挙人に投票する=候補に投票する、という形式にはなってます。候補を支持している「選挙人」の数が多い候補が当選、ということになるのですが・・・。
州ごとの「選挙人」の数は人口の割合によって決まります。つまり、人口の多い州ほど選挙人が多い。
さらに過半数以上の「選挙人」からの支持を得られれば残りの支持しなかった「選挙人」の数も投票としてカウントされ、「支持する州が決まる」システムのため・・・人数の多い州をいかに多く支持に回らせることができるか、も大きなポイントになってるわけです。今回も支持する州の数はロムニー氏の方が多かったのにオバマ氏の方が効率的?にキーとなる州を押さえていったのも勝因の一つとされています。
・・・まあ、どんな風になるかはまだちょっと分からない状況だったりしますが。大統領は二期まで、と決まってるので四年後にはまたこの騒ぎがやってくる、ということに違いはなかったりしますけども。

二つ目。田中真紀子文科相。
「真紀子大臣、暴走?」特集(iza!)
例の大学「未認可」問題ですが。そりゃあ、たしかに今は大学の数が増えすぎてる上に少子化で「大学全入時代」つまりみんな大学に入れちゃうとか言われてますが。しかし色々事情があって大学にみんな入る、というわけではなく。そのため各大学も必死に学生集めようとしたりしてますが・・・それでも「倒産」してしまう大学が今後は増えるかも、と言われています。
まあ、そういう状況ならたしかに新しい大学を増やさなければいいわけです。
しかし文科省の審査によるいわゆる「第一段階」をクリアして「第二段階」文科相の「認可」が出る寸前で「それはナシ」とされたら現場は、受験生はたまったもんではないわけで。
「審査する場の人選にもっと外部の者を」という田中大臣の言も分からんではないですが、なんでそれを今持ち出すのかな、と。さらに新制度を年内に発足させてそれで審査をやり直す、と。・・・そんなんホントにできるんでしょうか・・・? 年内ってもう二ヶ月ないんですが(それとも年度内ってことで五ヶ月・・・?)。
そういうのはもっときっちり練ってから「次の審査からはこうこうこうしますから」ということで来年度から、ということにすればここまで騒動にはならなかったのでは、と。いかにも泥縄な雰囲気が漂っていて、それで皆不審に思っているんじゃないか・・・と。
別に田中氏が大臣だって何だっていいんですが・・・仁義と言いましょうか、「信用」でもって成り立ってたところへいきなり何も知らないヒトが乱入してきたら混乱するでしょうに。・・・早く収束して欲しいところなんですが・・・なんだか長引きそうな気もしてます。いや、また何か引っかき回すようなことを言い出しそうで・・・。

04:22 PM | 固定リンク

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