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10/18/2012
一つのテストケースとして
こういうやり方もあるんじゃないか、と。
10/24から「ニコニコ静画」で電子書籍が読めるように(Kotaku Japan)・・・その数は3万冊ほど。これくらいなら他にもある、とこういうことになりそうですが「水増しなし」というのが一つの売り?ではあります(なんでこんなもんが売りにならなきゃならんのか、その辺も大きな問題ですが)。
注目はそのラインナップで・・・少年マンガから少女マンガ、ラノベまで。
自分はまだまだ「電子書籍元年」なんぞには至っていない、という考えの持ち主であります。・・・数万冊程度揃えたくらいで何が「元年」やねん、と。日本国内の書籍がどんだけあると思ってんねや、と。ハードだけが乱立してソフト、つまり書籍そのものはほとんど揃ってない現状ではまだまだなんじゃないのか、と。
その中でも一つ、思ってたのが「週刊少年ジャンプをリアルタイムで購入できるのなら、それはそれでアリかも」ということでした。いや、自分今はジャンプ読んでないんですが・・・。
↑のニコニコの場合、恐らく雑誌ではなく単行本として「ワンピース」などが読めるようになってます。実際、コミックに関しては日本最大規模だろう、と。
・・・こういう手もあるなあ、と。カンタンなことではあります。「何か」に特化した電子書籍店ならそれほど多くを抱え込まなくてもいけるんでは・・・。
例えば新聞社。現在も配信してますが「新聞を配信」というのはその新聞社にしかできんわけです。そういうところから始めることもできる。
ただ、↑こういうのはニコニコだからできたのかなあ、とかそんなことも。コミックとかラノベとかそういう系統には強そうですし。そういうのがないといきなりゼロから、というのは難しいのでしょうかね・・・。
しかし「特化」させていけば需要を掘り起こせる・・・かも知れません。・・・いや、それなりに難しそうですが。大多数を相手にできるジャンルというのはかなり限定されますし。でも「絶版本(日本近代)専門」とか「イギリス少年文学限定」とか「欧米学者の学術論文のみ」とかそういう電子書籍店ができても悪くはない、と思うのですが。
03:06 PM | 固定リンク