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10/12/2012
日本だったら
もっと高くなりそうですけど。
アメリカで「無宗教者」が五人に一人、若者では三割超(CNN)。こういうのはやはり「国」によって違ってくるものではありますが・・・日本だとどれくらいの割合になるんでしょうか・・・?
「君はブッディスト(仏教徒)か?」
欧米では時々聞かれるんだそうであります。・・・もし自分がそう尋ねられたとして(しかもイヤに期待に満ち満ちた目で)どう答えましょうか? 仏教徒っちゃあ・・・仏教徒なんですけど。神道か、と言われれば・・・神社も行くし。洗礼とか受けてないからキリスト教徒ではないのは確かで。でもクリスマスって日本じゃ冬の一大行事になってますし。イスラム教でもヒンドゥー教でもないのは、まあ、これも確かであります。
しかしあっちの人はどうもこういう答えが気に食わないらしく「一体君は何なんだ!」てなことにもなるそうな。・・・そう言われてもなあ。考え方が違うんだから仕方ない、と言えば仕方のない話ではあります。
よく言われるのは「一神教」と「多神教」の違いだったりします。
キリスト教やイスラム教は「一神教」で「神」を崇めます。しかし日本の神道やヒンドゥー教は「多神教」で「複数の神」を崇めます(ただし宗派というのがあって、場合によっちゃ「一神教」の場合もあります)。
・・・日本の場合、古来からの「神道」と飛鳥時代辺りに入ってきた「仏教」がごっちゃになってる観があるのです。仏も神の一部に入れてしまったりその逆もあったり。
もっとも、こういうのは日本だけではありませんが。しかしそういった地方(南米のブラックアマリアとか)ではきちんと?折り合いをつけているのになんだか日本の場合はなあなあになっているなあ・・・ということからくる曖昧さが問題?なのかも知れませんが・・・。
まあ・・・個人的にはそんなんもアリなんでは、と思ったりもしますが。宗教が隆盛を極める頃、というのは世に悲観的なムードが漂っている時、という話があります。・・・逆に言えば宗教があまり注目されない、無宗教が増える、というのはそこまで悲観的にはなってないからなんじゃ・・・とか。
しかし。宗教も文化であります。無下にはしたくないものではありますが・・・さて。
02:11 AM | 固定リンク