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10/21/2012

うまくいくのかどうか

福島沖で始まった「浮体式洋上風力発電」(Yahoo!:nippon.com) たしかに震災や原発事故の影響もありますし、そううまくいってくれればいいのですが・・・なんだか今ひとつ現実味が沸かない、と言うか大丈夫なのかな・・・とか。

「浮体式」つまり洋上に浮かべての風力発電であります。
風力発電は基本的には何かを「回す」ことで電気を得ます。発電機というのは電気を使うモーターとは表裏一体?の関係にあって、「回す」ことで電気を作り出す発電機と、電気を得て「回す」モーターというのは実は基本構造的にはそれほど大きな差はありません。
つまり風力発電でも風をプロペラに受けて「回す」ことで電気が生み出されるのですが・・・。
「回す」ということでいくつかの弊害もでてきています。振動や騒音などなど。そもそも風力発電するためには高さがあればあるほどいいわけで。かなりの高さにかなりの大きさのプロペラが回ることになります。・・・するとやはり景観上の問題とか。中にはプロペラが落ちてきたらどうするんだ・・・とかそういう声もありそうであります。

そのため海の上、つまり「洋上」に設置しよう、というのは洋の東西を問わずに考えられているものであります。
しかし日本では沖に出るとかなり深い。そのため「浮体式」にしようか、ということになってきてるのですが・・・。
・・・なんかそううまくいくのかなあ、と。
ポテンシャルが8倍とかそういう話にしても「ポテンシャル」の話であって、実際にプロペラを設置する、となると色々な問題が出てくるわけです。洋上でも漁に影響が出るのでは・・・という不安はまだ拭いきれていません。他にもまだまだ出てきそうな。そういう実際問題を差し引いてからの「真のポテンシャル」となるといかほどなものか、と。

でもこれで福島がまた活気付くなら・・・と、そんなことも思うのです。これからは再生エネルギーに目を向けていく時代になっていくわけで・・・少しずつでもいいから前に進むべきだとも思いますし。

02:11 AM | 固定リンク

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