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10/23/2012
じんさい?
昨年5月のスペインでのM5.1地震、「人災」と呼べるかも・・・?(Yahoo!:ロイター) 過去50年の地下水くみ上げにより帯水層の地下水位が約250m低下、とのことでこれが地殻に影響を与えたのでは、ということであります。
別の記事では「シェールガス採掘」に関しても警鐘を。これは地下の天然気体資源を採取する際に、大量の水を流し込むことがあるからであります(あるいはただの水ではなく汚染水の場合もあり、これはこれで別の問題になりそうな)。そういった人為的な水の移動?が地震の引き金になるのでは・・・ということなのですが。
実際、分からんことの多い地震ではあるのですが。今分かってることだって「ほとんど分かってない」レベルみたいなもんでしょうし(自然現象なんてそんなもんではあるのですが)。
シェールガス採掘に関しては一部(カリフォルニアとか)を除いてそれほど地震とは縁のない北アメリカ大陸で、これ関係ではないか・・・とされる地震が増えている、という話もあります。ま、地球どこにいても「地震」というものと無縁、というわけにはいかないものですから、これにしても特別視するかどうかとなると微妙なとこではあるのですけれど。
・・・阪神淡路大震災の時は某橋の橋げたを打ち込んだために活断層が・・・てな話もありましたが。
ただ、いずれにせよ全部の地震が「水くみ上げあるいは流し込み」によるものではない、ということであります。今から地下水くみ上げているところは即刻中止すれば地震は起きない、とかそういう話ではないわけです。・・・可能性の一つとしてこういうことも考えられる、ということではないか、と。
どこでどんな影響を与えているのか分かったもんではないのも現状なわけです。これ以外にもまだまだ「人災」が出てくる、のかも知れません。
02:01 AM | 固定リンク