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10/25/2012
やはり行動で
石原東京都知事辞任→新党結成へ。
→Yahoo!地域トピックス:東京都政
会見を見ていたのですけれど。・・・まあ、色んな意味で割れそうだな、と。地方にとって中央というのは実際「目の上のたんこぶ」を通り越しているのが現状ですし。それを改善したい、というのはたしかに大阪の橋下市長の日本維新の会と同調するところではあるのですが。
憲法改正から領土問題。・・・石原節全開、とか書かれるんですかね。ここまで明確に方向性を示している会見というのもある意味珍しいと思いますが。それ故に色々な方面からの色々なアクションがありそうではあります。
実際、明治期の廃藩置県から始まった・・・と言ってもいいのでしょうけれど。
江戸期からも「中央」「地方」という分け方は存在していたかと思われます。現代ほどには流通が発達してはない時代であります。当時有効な情報伝達手段でもあった「水路」のある江戸・大坂や名古屋などは別として・・・東北地方などでは「中央」からの情報がかなり遅れ・・・情報を得ることのできない「地方」はかなりの苦境に立たされてました。
それが明治になって改革。「中央」も「地方」も平等ということになったのですが(一部では中央集権をとる限りそんなことはない、と言われてもいましたが)。
大正から昭和となり、終戦。・・・何でしょうね、空気というか「中央>地方」ということになってきたのは・・・昔々からの流れなんでしょうかね。
そういったところへの「反抗」ということになるのでしょうか・・・石原・橋下両氏というのは。
ただ、大阪の橋下市長は「大阪維新の会」ですでに結果を出してます(それが故にあちこちから働きかけがあるのですが)、一方で石原氏は、と言うと・・・都政という面では実績は十二分にありますが「石原新党」ということになると・・・どうなんでしょう・・・?
清濁両方が必要、ということは氏も分かっておられるかと。実績があってそれで選挙が有利になる、となれば代議士のセンセイ方も集まってくるでしょうし・・・もちろん国民も興味を持ってきます。理念だけでは続かないことはここしばらくの政治が証明してるかと。「センセイの言うことだから」では誰もついてこないわけです。
・・・お手並み拝見、というとえらそうですか。でも・・・それなりの実績を示して頂かないと何のために任期半ばにして知事を辞めるのか(最終的には都民のためになる、と言われても・・・?)納得のいかない人も多いかと思うのです。
04:01 PM | 固定リンク