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09/28/2012
復活・・・?
するんですかねえ・・・むしろ別の要素に取り込まれる?ような?
ブーム到来? ニコニコ動画で盛り上がるTRPG(Yahoo!:ダ・ヴィンチ)。テーブルトークアールピージー=Table talk Role Playing Game ということで直訳すると「テーブルで話しながら役を演じるゲーム」とかそういうもんでしょうか。
↑記事にもありますがよくあるゲームの「RPG」というのはプレイヤーが成長しながら敵を倒していくファンタジーっぽいゲーム、というわけではなく「役を演じるゲーム」ということになります(つまりはプレイヤーが何かの『役』を演じていればそれでRPG)。
TRPGは一定のルールに従ってプレイヤーが役を演じ、その結果がどうなるかを楽しみます。
基本はペンとサイコロ。確率に支配された・・・とまでは言いませんが何かするたびに基本的に「成功する/しない」「成功するならどれくらい」を判定する必要がでてきます。例えば宝箱を開ける。中に何が入ってるか分からない、罠かも知れない、もし罠だったとして解除の成功確率は? 敵と戦闘になって攻撃が当たる確率は? さらに敵に与えるダメージは?
こういうとこは実はコンピュターゲームのRPGにも引き継がれています。サイコロはコンピュータが振るわけです。攻撃が何回ヒットする、魔法の成功確率などなど。
たしか戦闘だけではなく本当に色々なことまで「判定」したりしてたような。そのため普通の六面サイコロではなくもっと多角形のダイスを複数使ってたりして(これはTRPG以外でも今も使ってるのがありますか)。
さらに市販されているルールブックだけではなく。GM(ゲームマスター)と呼ばれる個人が作成したTRPGがあった時代もあったんですが・・・最近ではなかなか難しい状況ではありました。何しろ一人ではできない(できるルールブックもあったような記憶もあるんですが)わけですし。
・・・しかも、コレ、仲のいい、気心の知れた仲間とでないとなかなかプレイしにくいもんではあります。
文字通り「役を演じる」わけで。もちろん役者とかそんなわけではないわけで・・・そういうのが「演じる」とやはり照れとか恥ずかしさがあるわけで・・・なかなか世間一般には浸透しにくかったのではないか、と。
しかし。「リプレイ」というプレイの流れから結果までを示した書物が出回るようになり・・・これなら一人でもその世界を楽しめます・・・個人的にはこれが今のラノベに通じる一つの要素だったんではないかと思ってます。こういったもののルールはかなり厳密であります。それはつまり世界観がしっかりしている、ということになります。その世界観の上にしっかりした物語を紡いでいく・・・というお話が出回るようになったのですし。
それが復活・・・となってもなあ、と。そううまくいくもんかな、と。
しかしリプレイ動画というのはちょっと興味を引くもんだったりはします。こういう他の要素からの復活、というのはTRPGに限らずまだまだ色々ありそうなものではあります。
02:08 AM | 固定リンク