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08/04/2012

まだ立っている

1960~1970年代、NASAのアポロ計画により立てられた6本の星条旗のうち5本はまだ月面に現存(Yahoo!:時事)・・・本当は「6本」あったそうなんですが。アポロ11号ですから1969年に人類初の月面着陸の時の星条旗だけが行方不明。これは当時のアームストロング船長が「着陸船が月面から飛び立つ時に飛ばされてしまった」と回顧している、とのことなので・・・どっかに転がっている?のかも知れません。

地球上なら風などの空気の動きがあったりしますが、基本的に空気のない月面ではそういうことはまずありません。
月面に印した足跡や乗り物の跡はそのまま。「風化」というものがないため月そのものがなくなる、とか、テラフォーミングならぬ「ルナフォーミング」で月面上に大気を定着させたりしない限り半永久的に残ることになります。
もし月旅行が現在の海外旅行くらい容易になったら、そういう「遺物」は観光名所や文化遺産的なものになるんではないか・・・という話を読んだような記憶もあったりして。
ということは逆に不名誉な「何か」も残ってしまうわけではあるのですが・・・。

実は現在でも根強い「実はアポロは月に行ってない」説。こないだある番組では「観測用レーザーの反射鏡を月面に置いていってるのは今でも確認できる」という反論?をしてましたが・・・簡単に行ける場所ではないので、そういう噂も出てくるんだろうなあ、と。
よく言われる「根拠」に「月面に星条旗が立つわけがない」というものですが、そのまんまの「旗」ではなく支柱が入ってるのはかなり前から有名な話だったりします。「はためいてみえる」というのも設置した時に誰かが触ったんでは、ということになってますし。
似たような話に「月面の人面岩」というのもあります。
これは影などの具合によってまるで人間の顔のように見える岩が写っている・・・というものなんですが、実は映像を調査した関係者が「これ、面白いでしょ。人の顔みたいに見える」と冗談っぽく周囲に話したのがきっかけで広まった・・・という話もあったりします(なんだかこっちの話の方がよりそれらしく聞こえるんですが)。

実際に色々と確かめるには実際に月面に人間を送り込む必要があるわけですが・・・それだけのため、ってのもなんですが・・・まだしばらくはそういうのは無理っぽさそうな、そういう状況てのは・・・やっぱり惜しいところではあります。

06:25 PM | 固定リンク

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