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08/15/2012

いずれ日本でも

いや、そこまではやらないかな・・・。
「反喫煙法」で業者側敗訴、宣伝一掃は「適法」とオーストラリア最高裁(iza!)。すでにタバコのCMとか新聞雑誌広告とか、そういうのは「禁止」されているのが世界的情勢だったりするのですが。ついにはタバコの箱までも「広告である」という判断が示された、ということになるのでしょうか。

業者側の主張は「知的所有権への侵害だ」というもので、憲法への解釈も求めていたようですが・・・。
・・・オーストラリアだったかどうか、そこまではちょっと思い出せないんですが、どっかで似たような決定がなされていたような記憶があります(それとも検討している、とかそんな感じだったかも)。「タバコの箱に色を付けてはいけない」みたいなもので、文字のフォントもブロック体か何かに限定。もちろん大きさも。そのためどのタバコも同じ白い箱に同じ字体で記される、と。・・・でも同時にタバコの害を示す画像とかそんなんも掲示すべき、とかそんな感じだったような記憶もあるのでただの白い箱にはならんのでしょうけど。

そういったロゴや模様もタバコ会社の知的財産になる、という主張だったわけですが。
・・・いっそのことタバコの販売を禁止しちまえば・・・ってそこまで単純なものではないですか。まだまだかなりの人口が愛用している嗜好品でもあります。さらに「禁止」するとどうしても欲しがる人たちが出てくる→「裏」での取り引き対象となってそっち系の人たちが潤うようになる・・・というのも歴史が証明してきてることではあります。

少しずつ減らしていくつもりなのかなあ、と。「世界最後の喫煙者」とかそういう話題が今後出てくる、かも、知れませんけども。数十年とかじゃ無理でしょうけど。タバコが世界中に定着してから数百年は経ってるわけですし。
国によっても対応が微妙に違うのも、なんとも。日本は「禁煙後進国」みたいなことを言われてます。タバコの箱もそれほど変わってませんし(警告文がやや大きくなっただけ)、価格は上がりましたけど税金目的っぽいですし。自販機から若者を引き剥がす、というのもうまくいってませんし。
どっちかにした方がいいのかなあ、と。なあなあでやっていけるほど甘い世界ではありますまい。

04:17 PM | 固定リンク

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