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06/29/2012
何度か書いてますが
現状じゃあ・・・まだまだってとこなんじゃないでしょうか。
Amazonの「キンドル」日本向け販売開始と楽天専用サイト立ち上げ、電子書籍市場が活気付くか(Yahoo!:J-CASTニュース)。まだ無理だと思いますが。
何度かこの「あれこれ」で述べてますけど。なんぼいい「ハード」が出てもしゃーないんです。「ソフト」の充実を目指さないと日本での電子書籍の定着は難しいのではないか、と。
・・・もし今回Amazonなり楽天なりが実は大手出版社と極秘裏に契約していて、いざハード発売・・・! というタイミングに合わせて提携話でも発表したらすごく飛躍するとは思いますけど。例えば週刊少年ジャンプが格安で読める! てなことになったらそれこそ今年は「電子書籍元年」になるでしょうに。
日本独自の書籍事情、というのももちろんあります。が・・・ソフトの不足について
「これも出版社が『キンドルだけに占領されるのが嫌だった』ためで、楽天がコボを出せば『出版社にとって安心できる環境が整うんではないでしょうか』と」(「」内↑記事より引用。コボとは楽天が買収したカナダの電子書籍企業)
と、こんな意見が出てくるようではやはりまだまだなんでは、と思ってしまいます。
利用者は別にAmazonだろうが楽天だろうが国内出版社連合?だろうが何でもいいんです。読みたい本が手軽に読めるなら。今までは「書籍」という選択肢しかなかったところへ「電子書籍」という選択肢が一つ、増えた。場所も取らないし安いし。海外では当たり前になってきている。じゃあ、ちょっと体験してみようか・・・と思っても読みたい本はない。
それじゃ、別にいいや、となってしまう。ただそんだけだと思うのです。
だから「ハード」のニュースより「ソフト」のニュース、つまり出版関係で電子書籍関連が出てこないかな、と期待してるのですが出てくるのは「ハード」ばかり。・・・出版社の方を動かさないと意味はないと思われます。そういう取り組みは・・・ハード関係でも何でも進んでいるとは思うのですけれど、現状がこれではなあ・・・と。
12:05 AM | 固定リンク