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05/04/2012

そんなことあるわけない

…ってこともない、かも知れない…。
アメリカ人の2割強が「世界の終末は近い」(Yahoo!:ロイター) トルコもほぼ同率で、南アフリカも2割越えてるんだそうですが。逆にフランスの6%てのは味気ない、という気もしますが、まあ、実際はそんなもんかも…とか。
日本でも調査したそうなんですが。どれっくらいだったのかなあ…記事に出て来ないってことは2割もいってなかったってことになりそうですが。

いや…日本だと1990年代にやったらとんでもなく高い数値が出てたかも…。
もうすでに過去の歴史に埋没?されたようになってますが「ノストラダムスの大予言」というのが日本では長いこと流行ってまして。1980年代…いやちょっと前からくらいですか。ある解釈によると「1999年7月に地球が滅亡する」というものでした。
もちろんその予言は当たらず。そもそもノストラダムスという人は別に予言者でも何でもなく医者だった…早期に種痘やったりしてかなり開明的だった、という話もありますが…ということで「地球が滅亡する」という大きな予言の割りには外国の人はほとんど関心を示してなかったりしました。
…そのため昨今では知らない人も多いかと思います。が、自分らの世代だと本気で信じてたのが結構いたりして。「まさかあ」とか冗談でも言おうものならマジ切れになる、という…。そう言えばドラえもんのスネ夫が「こわいもの」の一つとしてあげてたような。

それに代わるか、とされているのが「マヤの予言」であります。情報の断片からみてみると…どうもマヤ暦の話のようで。このマヤ暦、現在でも太陽暦として使われているグレゴリオ暦(1582年ローマ教皇グレゴリウス13世が制定)よりも正確だ…という話もあり、研究者の関心も高いものなので…かなり先の暦まで記載されているようなんですが…それがなぜか西暦2012年12月で終わっている、と。
そのため世界は2012年の12月で終わる、と…。

実際にはマヤには仏教で言うところの「転生」のような概念があって、主となる太陽が生まれ変わると言うかなんかそういう風になる…としているそうで。その節目が「2012年12月」だ、というのがあらかたの説明なんですが。しかし「やっぱり滅ぶんだあ」と思ってしまうのはどこの国でもいつの時代でも変わらんようではあります。

…むしろ個人的には世界が終わる、というのは↑こういう終末思想?と言うか宗教的な解釈と言うよりも…経済的なもんが大きいのでは、と思いますが。アメリカだって例にもれず不景気であります。…今やどんな国でも破綻することはあり得る、というのがギリシャで皆分かってしまいましたし。
そういう意味での「不安」が募っていけばやがては「滅亡じゃあ」となってしまうのも無理からぬことなんではないのかな…と思ってしまうのです。

12:02 AM | 固定リンク

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