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05/14/2012

ネットから入らなくても

別にいいような。
政治をポップに…ネット選挙運動を提案する24歳(Yahoo!:オルタナ)。現行の公職選挙法では例えば選挙期間中に党サイトの更新はしない、とかそういう風になっています。…が、たしか公職選挙法そのものにネットに関する記述はなかったような…? 何かでお役所にお伺いを立てたら「そういうのはあんまり良くない」ということになってネット上での活動を自粛するようになった…とかそんな話をどっかで聞いたような(ソースがないのでホントかどうかは分かりません…)。
まあ、そういうところも含めて「解禁」なのかも知れませんが。公職選挙法で「ネットでの活動もOK」てな風になればたしかに問題はなくなるわけですし。

ただ。それと「若者の政治離れを防ぐ」というのはまたちょっと違うような。
そもそも「若者の政治離れ」というのは「どうせ誰かに一票入れても(あるいはこうしたいああしたいと言っても)大勢は変わらないから…もういいや」という一種のあきらめ?から来るものが多いかと。いつの時代でもそうですが世間と接点も多く、時間的に縁を重ねやすい年喰った人たちの意見は通りやすいものであります。そこへポッと出の若造が何か言ってもそうそう通るもんではありますまい。で、「そんなんならいいや」ということで「政治離れ」してしまう…。

別にポップで近寄りやすい政治にする必要はなく。そういった「構造」を変えていくことが必要なのではないでしょうか?
サラリーマンやフリーターに近いことを売りにしていた元議員もいます。地道に自分の考えを浸透させようとしている議員もいます。そういった取り組みはある意味すでにいつも誰かが考えていることで…ことさら「ネット上で」とかそういう強調は必要ないような、そんな気もします。
大元が変わらなければ目に見える末端も変わらない。
時間はどれだけかかってもいいと思います。数十年単位で考えてもいいと思います。それでもこの現状を打破できるのなら。

07:53 AM | 固定リンク

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