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05/02/2012

なんかどっかでトラブってたような

テレビ局のサイト、進む多言語化…海外展開も視野に(Yahoo!:産経)。こう見ると日本のテレビ局も海外に向けて色々やってるんだなあ、とか思いますが…「多言語化」つっても機械翻訳じゃあなあ…。

世界の様々なテレビ局が海外展開しております。その方法は様々。
コンテンツ、つまり番組をそのまま輸出(もちろん字幕や吹き替えはありますが)してしまったり。こういうのはNHKのドキュメンタリ番組なんかに多いです。日本とはまた感性や仕組みが違うものなので、新鮮な発見がある場合もあります。…逆になんか足りないなあ、とか思うこともありますが。NHK以外があんまりこういうのをやらないのは(お隣の国のドラマとかはよくやってますが)その辺への理解、と言うか…捉え方の違いがあるのかも知れません。

こういうのとは別に「アイデア」を輸出する、というケースもあります。
クイズ番組なんかでは、欧米などで大変に人気を博した番組のアイデアやコンセプトを輸入しました…というのは実は多かったりします。もちろんそういう契約を結んでいるので勝手にパクった、とかそんなんではありません。しかしこの方法だと日本の番組でも「輸出」がかなりやりやすくなるのは事実だったりします。

…実際に相当数が海外に出てるみたいですし。アニメも吹き替え版はかなり出てますし。そういう意味からの放送局サイトの「多言語化」というところなんでしょうけど…。

きかいほんやくですか。前に観光庁のサイトでもありましたけど…誤訳とか。しかしそういうのの以前にそれでお手軽?に済ませちまっていいもんなのかなあ、と。いくらサイト上に「機械翻訳だから正確じゃない場合があります」と但し書きしてるとしても。
…最近の機械翻訳は以前と比べるとたしかに精度が上がってますけど。でも所詮は「機械」なわけで。担当部署をきちんと設置してきちんと翻訳するか…某局がやってるみたいに「海外向け専門サイト」を立ち上げるとか。こういうとこで手間や時間や費用を惜しむ、というのは…なんだかむなしいと言うか折角のチャンスがもったいない、と言うか。

01:01 AM | 固定リンク

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