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04/15/2012

方向性が違いすぎる

誤訳多数で観光庁が東北観光博の英語・中国語・韓国語サイトを閉鎖(iza!)。…何やってんだか。なんで機械翻訳なんか使ったのやら…どっかでいくらか経費を浮かせよう、ということなのかも知れませんが方向性が違いすぎるような。明らかな手抜きなような。

ネットが普及してきた頃、海外のサイトで(多分広告)日本語への機械翻訳が結構あったりしました。
「かちっとおとを立てなさい!」
何のことはない「Click!」を無理に翻訳させたと思われますが…日本からのアクセスが増えてきたので広告を日本語にしてやろう、としたら逆に失笑を買われたケースではあります。こういうのは最近はなくなってきましたけども。…いやまさか日本のしかも観光庁でそういうことやってたんかい、と。
「誤変換コンテスト」というのもありましたけど。…ああ、そう言えばどっかの県で何かの問い合わせメールがたくさん来たのはいいけど返信に時間がかかるから一旦そういうのを終了する、とか何とかそんなんも過去にあったような。CCも知らんのかい、いちいち一通ずつ手入力してるのか…と笑い話にすらなってましたが。

…今時英語・中国語・韓国語なら翻訳できる人材くらいすぐに確保できるでしょうに。経費削減、ということで機械翻訳を導入した、とかそういうことならなおさら「観光」の意味を考え直した方がよろしいかと。↑記事中にもありましたがこれほどイメージを重要視される官公庁はありますまい。それが…この始末。
さらに「機械翻訳だから不正確かも」とかそんな但し書き付けるとか…恥の上塗りというやつであります。

色んな意味で大丈夫かな…と。ホント、色んな意味で。

01:14 PM | 固定リンク

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