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03/27/2012
二つほど 3/27
様々に二つほど。
一つ目。宮崎県で縄文時代の最古の食用植物発見(Yahoo!:時事)。別記事ではノビルの他にツルマメなんかも見つかったとのことであります。そしてもちろんそれらをすりつぶしたりした、とされる道具類も見つかってます。
縄文時代と言えば、石器中心の時代と金属器中心の時代の境が曖昧とされる日本では最も古い時代区分とされています。そのため期間もかなり長く1万年以上前から5000年ほど前まで、と(そのため1万3千年前ということは…縄文時代最初期)。それ以降は弥生時代に突入していきます。
縄文時代は狩猟採取が主、とされています。動物を狩ったり植物を採ったり。そんな植物にはノビルなどがあった…ということになります。ドングリの採取は前から知られていたように思うのですが、ノビルやツルマメ、それに加工用の道具もきちんとあったということで…かなり色んなものを食べていた、いや食べ始めていた時期なのかも知れません。
なお。ノビルというのは現在でも時折食用になる植物だったりします。ガキの頃だったか、近所の人たちがノビルを採りに行く、というので川原に連れて行ってもらった記憶があります。いや、そんなに難しいものではなく…それっぽい長細い葉っぱを引っこ抜いて根元がふくらんでいたらノビルだ、とかそんなもんだったような。意外と身近な食材だったのかも、実は。
二つ目。単行本不振で「いきなり文庫」が主戦場に?(Yahoo!:産経) もちろん「いきなり文庫」という文庫ができてこれが大変に盛況だ…ということではありません。日本の従来の小説の出版方法は「まずハードカバーの単行本」が出てしばらくしてから「安価でサイズも小さい文庫化」という流れだったからで。それが最近はコストや手軽さの影響からか「いきなり文庫化」が増えている、と。
…いや、ライトノベルでは当たり前なんですが。そもそも「ハードカバーのライトノベル」てのはほとんどありませんし。
こういう風に「多極化」していくのはそんなに悪くないことだと思うのですが。自分なんかは最初から「文庫派」で…置く場所がないからとかそんなんもありますが…どちらかと言えばかさばる上に扱いにくい(寝転がって読みにくい)ハードカバーの単行本よりも文庫の方が好きだったりします。
でも世の中には逆に単行本のあの重厚な雰囲気が好き、という人も当然いるわけで。そういう人たちにとってはあんまし好ましいニュースではないわけです↑は。
だから「文庫の方が売れるのか、じゃあ全部そうしちまえ」ではなくて…本の内容や雰囲気によって変えるとか、そういう風になっていったらいいのになあ…と思うのですが。
12:53 AM | 固定リンク