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02/22/2012

なんで「異例」

状況的に最悪最低じゃないですか…。
「ピストバイク」で歩行者に重傷、20歳男性に有罪判決(Yahoo!:読売)。ブレーキ(制動機)のない「ピストバイク」の乗っていた…ということで道交法違反。そして歩行者をはねたということで重過失傷害罪。ここまででも大そう?なことなんですが。
「無灯火」「赤信号を無視して交差点に進入」「横断歩道を歩いていた女性(73)に衝突」「転倒させ、頭蓋骨骨折など約6か月の重傷を負わせた」
とか…なんなんだ、そりゃ、と。これで正式に裁判になって有罪判決が出て「異例」って。

これがもし普通?に歩道を歩いていた20歳男性がいきなり凶器(鉄パイプとか)を持ち出し無関係に歩いていた73歳女性を殴り倒し重傷…ということならどういう判決になるんでしょう?
自分は法律の専門家ではありませんから確実なことは言えませんが…起訴されればかなりの刑罰になるのでは…と。

自転車関係はこの「あれこれ」でも何回か取り上げてますが、自分の意見としては「もっと厳しく取り締まった方がいい」であります。現状が異常なのは警察など取り締まる側は分かっているんですが、取り締まられる側、つまり乗ってる方は全然分かってないわけです。道交法という法律に違反している、という意識がない場合もあるかと。
だったらきちっと取り締まって悪質な場合はきちっと起訴してくれ、と。そうやって少しずつでも「これはいけないことなんだ」と周知させていくしかない。
↑こういう事例が「異例」という時点でまだまだだな、と思ってしまうわけです。すでにかなり重篤な事故まで起きているケースもあります。…でも裁判まで行って有罪になることはほとんどない。注意されてそれで終わり。そんなんじゃ、また同じことやらかしますがな。
そりゃ、通行人に当たってしまってちょっとモメた、とかそういうことになれば話は違ってくるかも知れません。でも「無灯火」「右側通行」「信号無視」なんかは注意されてもまた繰り返すかと。…その辺からきっちり取り締まらないと始まらないんじゃないんでしょうか…。

時間のかかることだとは思いますが、最低でも↑こういう判決が出ることが「異例」ではないとかそういうところまで行かないと事故はなくならないのでは、と。車線にペンキ塗ったり通達出したりするくらいじゃ、何も変わりません。

03:25 PM | 固定リンク

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