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02/13/2012
イコールはちと厳しい?
一応「可能性」の話、ということになってますが…ネタ元がネタ元ですし。
「水」に関係する地名のある場所は地盤が弱い可能性がある(iza!)。じゃあ「江戸」なんてのは最悪でどこもかしこも水いっぱいだったのか…と言うとあながち間違っていない「可能性」はあります。そもそもが湿地帯(全部じゃないですが)で河川の氾濫なんかも多く起きていた土地ではありました。新しい水路を作るなど対策をほどこしてきてるので現在はそうでもなかったりします。
だから東京の地名で水が多かった土地では…というのはたしかにある話だと思われます。
地名、というのは実は結構あやふやだったりします。
たしかにサンズイのつく…「池」とか「沼」とかそういう系統の地名には水が関係している可能性が高いわけです。過去に大きな災害があって、でも記録には残っていなくても地名には残っている…というケースも多々あります。
しかしそれから何十年、何百年と経っていくと…地名も変化していきます。読み優先で別の漢字が当てられたり。やはり読み優先で地名そのものが変化していったり。今と昔では読み方や表記方法が違う場合もあって、そういうところから少しずつ変化していった…ということもあるかと。
それでも。「水が多い」=「地盤が弱い」とやってしまうのはどうかなあ、と。極論から言っちまえば日本全国で「水を含まない土地」なんてのは存在しないわけですし。むしろ「水が多いから」ではなく土地の名前の歴史からそういった災害が起きていたのか類推してみる…とかそんなの方がマシなのかも…とか。
…でもいずれにしても「うちの地名にはサンズイが入っているからさっさと引っ越さないと!」とかそんなことにはならないことを祈りますが。そういう極端な例に走る、ということのない、とは言えませんし。
…ああ、そう言えば最近の地名は大分変わってきてるんでしたな。なんか…歴史も何もない、そっけないのが多くなってますから過去を探るにもなかなか難しくなってきてるのかも知れません。
06:53 PM | 固定リンク