02/09/2012
やりすぎか妥当か
ブラジル政府がツイッターを提訴「交通取り締まり情報を流しているアカウントを停止せよ」(CNN) まあ、たしかに当局からしたらたまったもんではありません。恐らくは「どこそこで検問やってるよ」「警官がたくさんいる」という情報をツイッターで流していたんだと思われますが…そういうのを事前に回避されると検問の意味もなくなってきますし。
一方で「これが統制の始まりじゃないのか…」と危惧する向きもあるわけです。
実際、ツイッターを含むネット関連(SNSだけじゃなく)てのはここんとこ世界情勢から国内時事までもかなり賑わせています。中には国家転覆?に非常に関与したような例も。あまりそういうのが行き過ぎると困る、ということで当局が何らかの規制策を打ち出してきている…というのは、まあ、よく聞く話ではあります。
例えば…えっち系サイトなんてのは表示は日本国内でもできますが、モノ自体は海外に置いている、というケースが多かったりします。これは「サーバを置いてある場所の法律に従う」という基本的な考えからくるもので…日本だとそういうのはダメ(正確には自主規制っぽい?)だけどこっちの国なら、まあOKだからここにサーバ置いて世界に発信、ということになっていたりします。
国で丸ごと内容に規制かけている国もありますし。接続しようとしても国家に不利益と判断されたコンテンツには接続できないようにしてあったりするところもあります。
本来ネット世界…と言うかネットに上げられてる無数のコンテンツ…には規制も何もありませんでした。むしろできなかった。最近は各国でもそういう関連の法律が整ってきていて、ミョーな書き込みとかしても個人の特定まである程度なら可能になってます。
それでも完全とは言えないのですが…。
ある程度の規制は必要かな、と思います。が…キッツいのはなあ、と。方法としちゃ色々あるわけなんで、その辺からどうにかならないかな、とか思ってるのですが。
02:12 AM | 固定リンク