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02/21/2012

二つほど 2/21

色々と二つほど。

一つ目。握力が強いほど長生きする?(Yahoo!:読売) …どうなんでしょう、今後のさらなる研究を待ちたいところではあるのですけれど。
「握力が強い」ということはどういう身体の状況になるのか…その辺が問題となるのかも知れません。
例えば…なんかちょっと離れてしまいそうですが「サイフの中のお札の向きが一定の人は金持ちになる」という言い伝え?噂?みたいなのがありますが。コレは「お札の向きを一定にする」が本当の目的ではないんだそうで。常にお金について関心や興味を持っていて、現状を何とかできないか…と考える人になるのが本当の目的みたいなもんなんだとか。そういう人は自然と自分が現在持っているお金に目が行く。自然と向きをそろえるようになる…とか何とか(ちなみに自分はそんなめんどくさいことやりません…だからお金ないのか…)。
「握力が強い人は長生き」なのではなくて「何かがあって握力が強くなっているので結果長生き」なんではないかな、と。…単純に「握力強い=長生き」だとまた世間で「握力強化が寿命アップ!」とかそういうことになって、握力系健康器具が品切れとかそういうことにもなりそうなもので…。

二つ目。ドクガエルの毒は甘くて苦い?(Yahoo!:ナショナルジオグラフィック) …かなりカエル好きの研究者のようですが、自分で舐めて試したわけではないようです。従来のようにカエルの皮膚をそのまま試料とするのではなく、電気的刺激によって分泌された物質を試料とするわけで。たしかにこの方がカエルにも負担が少なくて済む話ではあります。
しかしそれによってまた別の問題が出てきてしまったわけです。…なんで「糖」と「胆汁酸」なんだろう、と。
毒を持つ生物てのは大きく二つに分けられます。一つは自分で毒を作るもの。もう一つは他から毒をもらうもの。前者は脊椎動物となると…いるんでしょうかね、特定の植物とか食って体内で反応させちまう…とかそんなんはいそうですけど毒を作るバクテリアのように正に「作る」タイプはほとんどいないと思われます(アレ? ヘビは…どっちだったっけ?)。
トラフグの毒もそういうバクテリア由来ですし。基本は。…そのためドクガエルもほとんどが後者「他から毒をもらう」タイプなのでしょうけど…。
この手の生き物には宿命が付きまといます。摂取した毒に自分がやられるかも知れない…。
そのための対抗手段としての↑物質かも知れん、と。実際、「毒がある」ということは分かっていても「どういう由来でこんなもんが」というのは実はまだよく分かってなかったりするのです。…だからこういう↑発見は意味が大きいのですが…新たな謎が増えてしまった、という…。

04:04 AM | 固定リンク

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