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01/18/2012

選択できる

販売用DVD売り上げ6年連続のダウン…ブルーレイは好調(Yahoo!:産経)。これで時代は一気にDVDからブルーレイへ…となるかどうか、ちょっと分からんのですが。でもたしかにビデオ→DVDの時もこんな感じで一気に移行しちまった、ような記憶がありますんで、この数年で大きく変わる…のかも知れません。

しかしビデオ(VHSに限らず)も完全に消滅したわけではありませんし。レーザーディスク(LD)だって新規ソフトの販売はほとんどない(ゼロ?)のですがユーザーがゼロ、というわけではありません。
似たような状況にカセット・レコード→CDというのもありますが…こちらは後者は結構生き残っています。むしろ本格的ではないにせよ復活の兆しすらあります。カセットは高齢者向け。レコードは音源好きな人とか物理的に使う人たちとか。
…もっとも、CDは今ではmp3プレーヤーに取って代わられつつあるような現状ですけども。

DVDとブルーレイの一番大きな違いはその容量にあります。ブルーレイはDVDよりはるかに多くの情報を記載できます。つまり映像や音声の質が飛躍的に良くなる。
…これはとあるアニメの話なんですが。製作当時としては珍しいハイスペックな画像。CGの質も後半になっていくにつれ上昇。アクションも背景もストーリーも素晴らしい。…しかし販売されたのはDVDのみ。当時はまだブルーレイがそこまで普及してなかったせいもあるのですが…わざわざ画質の劣るDVD買うしかなかった…。
後にブルーレイボックスは出ましたけど。限定販売だったのですけれど。買ったはいいけど観てないのですけれど。今ではDVDとブルーレイ同時発売なんて当たり前なのですけれど。

しかし…コレ、実は観る環境がきちんと整っている人にとっては、という話であります。
自分の場合は本放送そのものを見てたのがブラウン管テレビでした(今でもソレ使ってるんですが…闇の場面なんかよく見えませんがな)。だから本放送もDVDもそんなに違いはないように見えました。…これでも別にいいよ、という人もいるわけです(ブルーレイボックスを買った時と今では経済的な事情が変わってて、観るキカイを今は買えないんですが)。
いや、むしろビデオで十分、という人だっているでしょう。現在ではビデオも同時販売してるアニメはまずないでしょうけど録画はできるから、別にDVDなんてなあ…てな人がいてもおかしくはない。

…ビデオとDVDだと、ちょっと違いが出てしまいますが。ブルーレイ観れるキカイというのは大抵はDVDも観れる、と思うのでDVD→ブルーレイというのは比較的簡単(お金があれば)なんですが、ビデオ→ブルーレイというのはなかなか難しいかも…。

そういう「選択」できるのが現代のいいところだと思うのですが…やはり時代の流れ的には今後はブルーレイばっかりになっちまうのかなあ、と。…いや、もしかしたら数年後には今度はブルーレイが「何か」に取って代わられてる…のかも。実際、そういう候補っぽい?のはいくつか出てきてますし。

01:02 AM | 固定リンク

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