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12/18/2011

ナニカチガウ

子供はなぜ着ぐるみを怖がるのか(ネタりか:exiteコネタ)…ううむ、たしかに大きさはあるか、と思われます。これまでテレビという箱の中(最近は結構デカイのもありますが)でしか見たことのなかったキャラクターが、自分を見下ろすように手を振ったりしているのですから。そりゃあ…子供は泣きそうであります。

個人的には、一つには「目」があると思ってます。
アニメのキャラクターの場合、特に顕著ですが目が大きいです。画面の中だと特に違和感ないですが、実際に「着ぐるみ」として登場してくるとどうしても目が受け入れられなくなってしまうような。
着ぐるみというのはどうしてもアタマが大きくなってしまう(制作上仕方ないのかも知れませんが)ので必然的に目も大きくなる、というのもあります。が、それだけではなく「目は口ほどにものを言う」というわけでもありませんが…全く動かずどこを見ているのかも分かりにくい、ただ黒い丸になってしまったような「目」では…やはり子供は怖がるものなのかも知れません。
さらに。やっぱりテレビの中と同じように、というわけにはいかないものですから。その辺からくる「違和感」「何か違う」を子供はストレートに感じ取っているのかも…いや、オトナですら内心では「ナニカチガウ」と思っていてもそれを表に出してないだけ、という人もいそうではありますし。

しかしそれを逆手にとったのがいわゆる「ゆるキャラ」とかそういうのなのかな…とか思ったりもします。ああいうのが逆にアニメになってもあんまし面白くないような。違和感は違和感でもその「差」を上手く利用した例なんではないか、とかそんなことも思ってしまったりします。
…こういうのは幅を広げていくと、例えばなんでヘビやイモムシは嫌われるのか、とかそういうのにまで通じるような。実は結構大きな命題だと思うのですが。

02:05 AM | 固定リンク

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