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12/14/2011

二つほど 12/14

アメリカから二つほど。

一つ目。番組より音量の大きなCMは禁止(CNN)。これはいわゆる業界の自主規制ではなく、米連邦通信委員会(FCC)が正式に定めた規定、ということになります。猶予期間を一年設けてあって、違反しているCMはそれまでに再収録するとかそういった対策を講じないといけなくなります。
…前に中国の「CM禁止」についてちょろっと書いたことありますけど。
アメリカはどうなんでしょうね(日本国内でも時々明らかに向こうのそのまま持って来て字幕だけ付けたな…てのはありますけど)。そんなに長いものがあるとは思えませんが音量が高いものはある、というものなんでしょうか。…日本だと、そこまでは感じない、ような。
しかしそれまでの方策が「うるさいと思ったらミュートにしてくれ」てのがあるってことは…かなりひどいのもあった、ということなんでしょうか…?

二つ目。米国家運輸安全委員会(NTSB)が運転中の携帯電話使用全面禁止を提言(CNN)。こちらはまだ「提言」であって決定ではないようなんですが…アメリカの場合、「州」という行政区域がかなり力を持ってますんで、50州全部がそれを受け入れるかどうかで事情が大分違ってくるわけです。
↑記事にもありますが運転中の携帯電話の使用は州によってかなり違いがあります。フツーに道路走っていて州境を越えたら携帯電話使用オッケー、なんて状況もあるわけです。…もちろんこれは携帯電話に限ったことではなく。飲酒や喫煙ができるようになる年齢、てのも州によってばらばらだっりします。
ぎりぎりの年齢の若者は注意が必要になるわけです。友人の運転でドライブ中に車内で一杯、しかし州境越えた瞬間に違反となってしまう…とか。飛行機内でのアルコール提供も飛んでいる時の州によって年齢制限が変わっていた、とかそんな話もありましたし。
それでも運転中はやっぱり危ないんじゃ…と。いくらアメリカは広いったって大都市だったらクルマも歩行者もいっぱいいる、てのは変わらんわけですし。
『携帯電話の禁止には「不便だ」「連絡が取れなくなる」との不満もあるが、事故で命を落としたらどちらも意味がなくなると強調した』(『』内↑記事より引用)というNTSBのデボラ・ハースマン委員長の意見には同感なんですが。たしかに命あっての運転だと思われますし。

04:29 PM | 固定リンク

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