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10/24/2011
まあ、どっちでも
いいんですが。…いや、120円となるとなんだかちょっぴり?大きい?ような気もしますが。
NHK、受信料を120円値下げへ(Yahoo!:毎日)…その前に迷走するNHK「10%還元」(Yahoo!:産経)というのもあったわけです。ちなみに「値下げ」というのはクレジットや振込みで受信料を支払っている人限定…らしいのですがこの辺、なんかあるんでしょうかね。全体の八割を占めてるんだそうですが。
前にもちょろっと書きましたが。
NHKの経営計画では平成24年度から受信料収入から「10%を還元する」ということになってます。…「還元」この文言がまた解釈がややこしいもので。そもそもは平成19年に当時の総務相の「(受信料の支払いを)義務化するのなら二割くらい安くしては…」という発言なんだとか。その後「支払い義務化」は実現しませんでしたが(さすがに無茶)二割が「10%」になって値下げが「還元」に変化?して今日に至っているわけです。
そのため一部では「値下げ」となっているケースもあります。しかし実際は「還元」…。
放送局が何を「還元」するのか。…じゃあ、大阪の設備がちょっと古くて災害時に使えないかも知れないから、それを改修する費用にあてて「還元」としよう…とかそういう案まで出てきました。
そりゃあ、たしかに災害時に設備が使えない、となるとたしかにヤバいんですが。そんなもん、通常の経費で直したらいいんじゃないの? と。緊急時のことなんだから万全を期すのは当然なのだし。
結局のとこ「値下げ」とした方が通りはいいわけです。ここで「何それの整備にいくら、こっちの改修でいくら、これで皆様により良い放送を…」とか言い出しても簡単に納得できるもんではありますまい。
…前の時も同じようなこと、書いたと思うんですが…いいかげん受信料オンリーてのを止めたらどうなんだろうか、と。何かで収益を上げることは十分可能だと思うんですが…そうでもしないとこの体質のままずるずる行きそうな気がします。「受け身」で存続させよう、とする体質。攻める発想がどうにも乏しいので旧態依然のままになってしまう…。
たしかにそれで現行の「NHKらしさ」みたいなもんは失われるかも知れませんが。スポンサーつけてCM流せ(BSのCMはばんばんやってますが)と言ってるわけではないのです。資金の運用や子会社による増収、そういう手で収益を増やすことは可能なんではないか…と。
今のままだとなんかグレーな宙ぶらりんな状態のまま「受信料を…」と納入催促してるようで、なんだかすっきりしないと思うのですが…?
02:19 AM | 固定リンク