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10/15/2011

…さば?

ノルウエーvsアイスランドの「サバ戦争」、日本の食卓から鯖が消える?(Yahoo!:ダイヤモンドオンライン) 面白い…と言うとやや語弊があるかも知れませんが。非常に興味深い「戦争」ではあります。実は日本は結構外国から海産物を輸入している国ではあるのです。

いわゆる「生鮮物」的な扱いだと近海物が多いと思われますが…47都道府県全部が海に面しているわけではなく。場所や県によっては過去には海産物を生で見ることはできなかった…という歴史を持つ場合もあります。
ま、現代になればそういうムカシの事情は関係なく。内陸の市町村でも新鮮な海産物を手に入れることは容易な時代ではあります。…もちろん例外もありますが…例えばタコ。近海産は数が激減したりして外国産のタコを模索。タコ、と一口に言っても日本人好みのタコというのはなかなかなく、やっと見つけたアフリカの某国ではタコの乱獲によりあわてて規制を始めた政府と漁民が対立…とかそういうことまで。何せ「タコ食い民族」というのはアジア以外だとごくわずかなもんで(もちろんその某国でも食わない)あんなもんがカネになるのなら、とみんなが獲りまくったわけです…。

しかし「加工物」の場合。原材料を安く抑えたりするために輸入することはよくあります。サバに関して言えばノルウエーであります。近所のスーパーでも「ノルウエー産サバの干物」はよく目にする商品ではあります。
…と言うより「他国産サバの干物」は目にしたことがないような。もちろん国産のはありますが。
そしてその「ノルウエーのサバ」がピンチに。理由は…地球温暖化ではないか、と。

温暖化、というのは文字通り地球の温度が上がることですが、これは去年や今年が酷暑だった…というのとはあんまし関係ありません(遠くは関係してそうですが)。むしろ問題なのは海水温の上昇だったりします。それも1度とかそういうレベルの問題なのですが、それでも結果的には大きくなる…とされています。
そこから起きるとされている事象に関しては各方面で色々言われていますのでここでは省きますが(結構誇張も多そうな気もしますが)結果的に日本の食生活が変わるかも…と、考えることもできるわけです。
…ということはさばに限ったことではなく。ほんのちょっとした事柄がそういうことへのきっかけになるかも知れないんですが…なかなかそこまで皆の意識がいかないのもまた現実だったりするわけです。

03:41 AM | 固定リンク

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