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10/20/2011

毎度毎度のことながら

どうにかならんもんですかね…引責辞任、とかそういう形にはしない方向のようですが…影響ゼロってわけではありますまい。
平野達男震災復興担当相の「(津波から)逃げなかったバカなやつがいました」発言(iza!)。そりゃあ…どんな状況にせよ、そういう発言があったら被災地の方からはいい目では見られないでしょう。一部では「私的な発言みたいなものだから」…と、講演とかそういう開けた場の発言ではなかったから、という見方をする向きもあるようですが…それでは問題の解釈がちと、ズレているかと思われます。

民主党は各大臣や有力幹部にそういった専門家をつけたりしないんでしょうか…? 前の震災復興相の時もココに書いたような気がしますが…ワキが甘すぎるのです。

そりゃ親しい友人同士とかそういう場で「バカなやつだったよ…あいつは」と惜しむのならまだ分かります。それも普通の人が。しかし「大臣」というのは普通の人間ではありません。一つの国を動かしていく立場にある特別な人間なのです。
任期中は発言したこと全てが誰かに聞かれ、そしてそれが判断材料とされる。場合によっては退任後の人生にすらかかわってきます。…ちょいと極端?な例ですがアメリカのブッシュ前大統領なんて恐らく今後海外…特に中東とか…に行くことは難しいのではないか、と。「前大統領」という公的な旅行ならSPがっちり警護でしょうしお忍びの個人的旅行ですら困難ではないかと。理由は…発言だけではなく行動にもあります。ああいうことしておいてほいほい訪れるわけにはいかんでしょう…少なくともあと数十年は。
これは日本も例外ではありません。元首相が八十八カ所巡り、とか変なお遊びやってますがこれも周囲は大変なんだろうな、と。ニュースでは普通に映ってましたけど見えないとこで色々あると思われます。

今回の件は平野「震災復興担当相」というのがさらに輪をかけてるわけです。…こういう発言をしない方がいい、こういう文言はひかえてください…と、そういう方面のプロというのは日本にもいるはずなんですが…なんで雇わないんでしょうかね? 今回は辞めさせない、と言ってもまたこういうのがあってころころ大臣が変わるようじゃまとまるもんもまとまらないと思いますが。
それともそんなもん自分で気をつけるから大丈夫…とか思ってるんでしょうか。常に公人でなければならないのが「大臣」なわけです。私人でいられるのはごくわずかな時間でなければならないはず…と個人的には思うのですが…?
このままじゃいくらいい仕事しても「あんなこと言う人じゃね…」と変なイメージが必ずついて回ることになりますけども…いいんですかね、そういうので?

01:14 AM | 固定リンク

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