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09/25/2011

ついにしーあーる

と言っても金属球を使った遊戯ではなく。チャイルドレジスタンス…子供に誤用されにくい設計のことであります。
9/27からライターなど点火器具に適用・しかし苦情も(Yahoo!:毎日)。ライターなど火を着ける道具であります。これは昔から子供がいじってしまって出火…という事故が絶えませんでした。そのための「しーあーる」でもあるのですが…。
全部が全部子供の事故、というものではなく。場合や条件によっては誰も触っていないのに出火、というケースもあるとか。いわゆる百円ライターはギザギザの歯車が回転…と言っても一回転もいらない…さえすれば発火します。実際には非常に低い確率ですが、色んな物の中と一緒に箱や引き出しに放り込んであって、それが何かで揺れたりして発火…とか。

そのためもあって「子供が容易にいじれない」ライターにしよう、ということになりました。方式は二つ。一つは「二回以上の動作が必要」もう一つは「歯車が固い」というもの。
…しかしそういう「改造」を施すとなると費用がどうしても上がります。それは価格に影響してくるので…メーカーとしても頭が痛いところではあるわけです。
そのため比較的費用のかからない「歯車を固くする」ライターが多くなる、と。しかしこれやると今度は「点火しにくい」という苦情がくるようになります。子供とは正反対のご老人。歯車が固くなると力が必要になるので、ご老人では着火しにくくなる、かえって危ないのではないか…とか。

時間が経てばそれなりに皆、なんとなくでも受け入れていくのかな、とかそんな風にも思いますが。
ただ、国が規制するからと言って「もっと国がPRすべきだ」てのも。個人的には着火器具のこういう規制は「その場しのぎ」の「いたちごっこ」だと思ってます。…子供てのは案外賢いもんで。そういう小細工?してもすぐに見破ってなんとかしちまいます。そうなるとまた別の規制が始まって…また見破る、と。
そうならないためには大人の側の注意力と子供の納得が必要であります。具体的には子供の手が絶対触れない場所で保管する・子供が触らないようしつける・とか。当たり前のことなんですがそういう地道なところから始めてもいいんじゃないんでしょうか?

02:05 AM | 固定リンク

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