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09/02/2011
最初からそんなもん
民主党の「自民化」加速(iza!)…いや、最初からそんなもんでしょうに。「何とかグループ」「主流派」とか言っても結局「派閥」なことに変わりはないわけです。
そもそもからして複数の政党が寄り集まってできた「民主党」ではありました。
政党が違う、ということは政治的理念がどっか違う、ということでもあります。ただ、違う、と言っても100%近く全然違う、というほどではなく(そうでないと同じ党にはいられんでしょう)ある程度似通ってる部分がありました。
…例えば打倒自民党。
こういうのは野球でも似たようなのがあったりします「打倒ジャイアンツ」その時々において最強最大の勢力を潰そう、と努力するということはかなり魅力的であります。で、そういうとこならオレも協力しようか…ということになって集まってくる。そうなると誰がトップをやるか、という話になってきますけど、民主党は「持ち回り」という一種独特なシステムを編み出しました。
何人かの間で「代表」の名を回していく。
影響力ありそうな四人でもって「トロイカ体制」なんぞとやってましたが。結局のところお互いがお互いを恐れ、疑心暗鬼を隠して「挙党一致」とか言ってたんじゃないのかなー、と。そうやっていた方が対外的にも良いですし。しかし…本当に巨魁・自民党を倒してしまってから迷走が始まったわけです。
…最初っから「民主党」という一つの党じゃなかったんじゃないのかな、とも思います。派閥ができる、ということは組織のトップ(名目上でも何でも)の力が落ちている、あるいは弱体化しているということだ、という話があります。一人のトップだけでは影響力があまりに小さくなってしまって、「じゃあオレが」ということで小トップ?が乱立してしまう。…そうなると「派閥」ができ…違う派閥のトップ(小トップ)の言うことは聞かなくなる。ついには自分とこの小トップが全体のトップにならない限り勝手な行動をとるようになる…。
寄せ集めが強みの一つ、なんてな話もありましたけど。ホントウに寄せ集めなんだな、と。寄せ集めで個性を発揮もできずに各個人が言いたい放題やりたい放題なんて、うまく回るはずがない。
やっぱり割れるのかなあ…どうなんでしょうね。無理に一致していてもどっかにほころび出そうですし。そうなるとやはり自民党…しかしこっちもガッタガタですしねえ…。
02:04 AM | 固定リンク