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09/11/2011

10年

長いようで短いような。
9/11の米中枢同時テロ、その後の対応は「過剰反応」?(iza!) 「過剰だ」と感じている人は世論調査でも少数派、ということになってますが。…同時多発テロからイラク戦争へ、という流れからするとたしかに「過剰」という見方もする人もいると思われます。でも、首謀者とされる人物が逮捕されたからこれでおしまい、と簡単に決めてしまえるものではないような。

実際、現在のアルカイダには当時ほどの勢力威力はない…というのが最近の見方になってきてます。
大きな組織だったのですが、元々一枚岩だったわけではなく(こういうとこどっかの政党に似ているような?)各国が対応してきたり情勢が変わったりしてどんどん分裂していってしまってます。
さらに指導者的立場にいた、とされるウサーマ・ビン・ラディン容疑者の死亡…。
そういったことが続いて弱体化、もしくは細かい組織への分裂が進んでいるのも事実だと思われますが…さて。

たしかにここ最近では例えばアメリカやEU内などでは大きな「テロ」は起きていません。…いや、起きているのですが明らかに「アルカイダ」と言えるわけではない場合が多いようで。
…しかし9/11で一種の先鞭をつけてしまった、という見方もできます。ああいうことができるんだ、と。イスラム系とかアルカイダとかそういうのはもう関係なくなってきてるのでは…とか。一つの勢力として(国家というくくりではなく)「テロリスト」を見るならば、これはまだまだ大きな事件が起こる可能性があると思われます。

9/11にアメリカでテロを行なう、そんな情報もあったとか(どこでとか誰が、とかは分かりませんが)。いつ現状の一見平穏に見える状態が覆されるか分からない…それを世界に知らしめたのが10年前の今日だった、と思っています。ホント、先というのは見えないものであります…。

02:02 AM | 固定リンク

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